JOURNEY / Separate Ways どんな曲?
なぜか縁遠かったバンド JOURNEY
皆さんは「嫌いじゃないんだけど何故か縁遠い、あんまり聴く機会が無かったメジャーバンド」って無いですか?。
誰もが知るバンドで当然アルバムチャートも上位にランクインしたヒット作なのに、不思議と縁が無く後回しにしてしまっていたバンドやアルバム。
私にとってのそんなバンドが「ジャーニー」なのです...。
(あと、「モトリー・クルー」もそうでした...。)
どちらのバンドも、当然ながらアルバムは買って持っているんだけど、とりあえず買っただけで満足。
特に聴きこむでもなく、BGMとして流すわけでもなくの放置プレイ状態。
とにかく、能動的には一切聴かず、ヒットしているから受動的に耳に自然と入ってくる音源だけで満足と言った感じでしょうか。
まあ、積極的に聴かないってことは少なくとも「大好き」ではないんでしょうね。
本曲のように楽曲単位では良い曲(自分好みの曲)があるんでしょうけど。
それから、ギターのプレイスタイルや、スピード感、楽曲(サビ)の解りやすさなんかも微妙に影響しているのかも知れません。
そんな訳で、語れる要素を持ち合わせていないことを理由に、産業ロックの王様とまで言われるビッグバンドの大ヒットアルバムの扱いとしてはかなり雑ですが、「おすすめの一曲!」シリーズでの投稿とさせて頂きます。
マイケル・ジャクソン「スリラー」に阻まれたNo.1セールス
本曲は1983年リリースのJOURNEY8枚目のアルバム「フロンティアーズ」のオープニングに収録の、バンドを代表する楽曲ですね。
JOURNEYは既にこの前作の7枚目アルバム「エスケイプ」で全米チャートを制覇。
2作続けての快挙なるかと思われましたが、タイミングが悪く発売当時はマイケル・ジャクソンの「スリラー」が№1に鎮座していたため、結局2位止まりとなりました。
(それでも十分に凄いことですが)

今後、機会のある時にご紹介することになるでしょう「エスケイプ」に収録の、ジャーニー最大のヒット曲「Don’t Stop Believin’」もそうですが、いずれもアルバムのオープニングに惜しげもなく収録されているんですね。
バンドメンバー
- ヴォーカル: Steve Perry
- ギター : Neal Schon
- ベース : Ross Valory
- ドラムス : Steve Smith
- キーボード: Jonathan Cain
楽曲レビュー
JOURNEY、TOTO、ASIA、BOSTONなどのビッグバンドをまとめて「テクニカル産業ロック」などと勝手にカテゴライズをしておりますが、その中でJOURNEYだけは何故か「食わず嫌い(嫌いではないのだけど)」の状態でした。
「何が」理由かは解らないけど波長が合わないんだと思います。
(校内のライバルコビーバンドが主にJOURNEYの楽曲をプレイしていたのも一因かも知れません…)
当時はあれだけ毎日聴き漁っていたように思える自分でも、気づかないうちに、無意識にフィルターが掛かっていたのでしょう。
知らず知らずのうちにバンドを選別していたのだなと、改めて実感させられた気がします。
それでも、この楽曲は当時から意識しなくても耳に入ってきましたし、純粋に名曲だなぁと思っていました。
一度聴いたら忘れたくても忘れることはできないイントロのキーボード。
シンプルにザクザク切り込んでくるギターリフと効果的なハーモニクス音。
相撲に例えるならば(例えなくても良いのですが…)完全に立ち合いで勝負ありと言った感じ。
鋭い差し手で一瞬にして得意の四つで両まわしをとられ、強力な引きつけで腰を浮かされた状態です。
あとは成す術もなく土俵際まで持っていかれる電車道相撲で完敗です。
ニール・ショーンのギターは派手さはありませんが、何よりも印象に残るフレーズと小技を効かしたプレイなど、じっくり聴き込むと結構良かったりしますね。
そして、ジャーニーと言えばやはりヴォーカルのスティーヴ・ペリー。
この人だけは別格、ロック界の至宝のヴォーカリストと言っても過言ではないでしょう。
ソロアルバムも結構聴き込みました。

一発でスティーヴ・ペリーだと判る独特のハスキーがかった声は、好き嫌いが分かれてしまうかも知れませんが、歌唱力と表現力は抜群で申し分なしです。
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