LEGEND / LIGHT IN EXTENSION B級ブリティッシュロック おすすめの一曲!

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LEGEND どんなバンド?

普通にググっても出てきません…

Googleで普通に「LEGEND バンド」なんかでググっても残念ながら検索結果には出てこない、今となっては幻のバンドです。

LEGENDは1988年にキーボードのスティーヴ・ペインを中心に結成されたブリティッシュ・プログレッシブバンド。
女性ヴォーカルのデビー・チャップマンを擁して独特な世界観の音楽性を持っていました。
なかなか比較対照が難しいですが、あえてこんな感じと言えば「RUSH」辺りと言えるでしょうか。
(チョッと苦しいですが…)

プログレッシブと言っても決して難解さは無く、キーボードメロディを軸とした馴染みやすい楽曲が多いのが特徴。
かと言って、大仰なシンフォニックさ、かっちりとしたスタイリッシュさも無いという、掴みどころのないポンプ・ロック的音楽性といった感じです。

サウンドは、時に民俗的な風合いのメロディも織り交ぜながらキーボードが主導。
対称的に、やや安っぽい歪み具合で軽い印象を感じさせながらも、それなりに切れ味のあるギターサウンドが融合していきます。
そして何と言っても最大の特徴は女性ヴォーカルのデビー・チャップマンによるオペラのような(と言うには線が細すぎる)歌唱です。
まるで初舞台で緊張のあまり声が震えて上ずってしまっているかのような独特な歌い回しですね。
聴いているこちらの方が何だか過呼吸気味になりそうです。

バンドメンバー

  • ヴォーカル: デビー・チャップマン
  • ギター  : ポール・トムソン
  • キーボード: スティーブ・ペイン
  • ベース  : イアン・リース
  • ドラム  : クリス・ハスケイン

楽曲レビュー

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デビューアルバムのオープニング・タイトル曲

今回のおすすめ曲である「Light in Extension」は、1991年リリースのLEGENDデビューアルバムのオープニング曲として収録されています。

本曲は本国英国以上に日本での話題性を高めることに。
その理由は、伊藤政則氏のラジオ番組「POWER ROCK TODAY」でのオンエアがきっかけでした。
オンエアの翌日には輸入盤ショップの在庫が一掃されてしまったという文字通り「伝説」の一曲。
それにしても、現代の情報過多、瞬時の拡散性などがよく話題となりますが、当時の限られた情報源への依存度とその発信力は現代のインフルエンサーの比じゃないですね。
後に、国内盤がリリースされた際のB!誌の巻末新譜レビューも伊藤政則氏が担当していますが、「アルバムの中で光っていたのはこの1曲だけだったので、心が痛んだ」とも回想しています。
(いやいや、早く言ってよーん!)

アルバムジャケットは湖と思われる場所の水面から剣を持った腕が現れている様子。
これから現れようとしているのか(多分そうだと思いますが)、沈んでいっているのかは不明ですが、その腕を中心にして水面には波紋が広がっています。
それにしても、随分と曇り空の日に撮影しましたね。
しかも周囲も同系色のネイビーにしてしまうという根暗~いデザインです。

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あまりに暗すぎて、思わすこの画像を思い出しちゃいました
(全く関係ありませんが)

声と顔が一致しない美しいヴォーカル

再三語ってきましたが、LEGENDの最大の特徴である女性ヴォーカル デビー・チャップマンですが、歌が上手いか下手かって言ったら恐らく下手なんじゃないかと(極めて失礼ながら…)。
でも、それも含めての全体感として全てを包含してくれるような包容力に富んだ雰囲気で聴かせてくれるヴォーカリストですね。

楽曲はオープニングらしからぬ想定外に短いイントロの後に、いきなりヴォーカルが登場してきます。
叙情的かつどこか牧歌的なメロディ。
儚くも美しい声質。
あえて感情を押し殺しているかのような歌い出しです。

ブリッジ~サビにかけては、眩しすぎるくらいの光源を感じるような美しいコーラスとの融合。
決して無理をして必要以上にイキるようなことは勿論ありません。
終始落ち着いた雰囲気で粛々と歌い上げていきます。

ちょっと違うかも知れませんが、同様に一度聴いた瞬間に魂を揺さぶられたスザンヌ・ヴェガのような、不安定かつ表現力の欠如が逆に醸し出してくる得も言われぬ安心感、優しさに溢れる雰囲気を感じてしまいます。

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しかしながら、ここで注意しておく必要があるのが「声と顔(容姿)」は必ずしも一致しないということですね。
この点については、ライブ映像にて各位ご判断いただければと思います…。

奮闘するギターと足を引っ張るドラム

ヴォーカル以外の演奏陣で特筆すべきはやはりギターですね。
主導するキーボードに負けじと絡んでいくスタイルですが、意図的にそうしているのかは不明ですがサウンドが安っぽ過ぎ。

操るギターは久々に演奏されている姿を見た気がする「エクスプローラー」モデル。
渋い。渋すぎる…。
このボディ形状、改めて見ても滅茶苦茶弾きにくそうだなぁーと思わず余計なお世話を呟いてしまいそう。
それにしても、いくら化石的なギターで弾いているとは言えもうちょっとどうにかなったでしょ的な、安っぽい歪ませ方とスカスカのサウンド。
これは明らかに自身はもう少しハードに攻めたいんだけど、バンドの全体感を考えてこれで我慢しています的な悲痛な叫びのようにも聴こえてきます。

一方で、プレイスタイルはあくまでも積極果敢なアグレッシブ。
チョイチョイかましてくる演歌調のおかずに思わず吹き出しそうになりますが、中盤のソロではここぞとばかりにキメのフレーズを、終盤のソロでは全部出し切ります感が半端ない古典的な速弾きを披露しています。

奮闘するギターの足を思い切り引っ張っているのがドラムですね。
これは「打ち込み」なんでしょうか。
(あまりに酷すぎて「打ち込み」であって欲しい感じ…。)
よくわかりませんが、とにかくワンパターンな古典的おかずを執拗に入れてくるので本曲だけならまだしも、アルバムを通して聴いたような時は正直だんだん腹が立ってくるほどです。
極論してしまえば、このドラムではどんなに頑張って良い曲を書いてもメジャーシーンには縁遠かったと思います。

まとめ

日本国内盤のライナーノーツを書いているキャプテン和田氏によりますと、「彼らは1988年の結成当時から叙情的なメロディを持つプログレッシブサウンドを目指していた」とのことです。
その後、2ndアルバムも国内盤としてリリースされていますが、そのままバンドは鳴かず飛ばず状態で消えて行ってしまいました。

残念ながら、本曲収録のデビューアルバムも伊藤政則氏の後悔の念の通り、本曲1曲だけが突出した出来映えで、この一曲のためにアルバムを買うかどうかは「あなた次第です」って感じ。
当時からHR/HM界におけるオピニオンリーダーとされていた伊藤政則氏の影響力に、見事してやられた私も思わず新宿の輸入盤ショップに走ったくちですが、これもまた「一曲の美学」「B級ブリティッシュの甘美な世界」をリアル体感できた懐かしい思い出です。

 

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