2023年 WBC (WORLD BASEBALL CLASSIC)がいよいよ開幕!。
今回は史上最強と言われる「SAMURAI JAPAN」の奮闘を応援するハードロックを特集してみました。
「侍」魂を熱く燃やして世界一目指して頑張ってほしいですね。
KATANA
Heart of Tokyo
トップバッターはやはり活きの良いバンドで勢いをつけたいところです。
2005年にスウェーデンで結成された「KATANA」に、文字通り切り込み隊長になってもらいましょう。
2010年のデビューアルバム「Heads Will Roll」から、東京プールでの快勝を祈願してのチョイス楽曲。
それにしてもこのバンド、往年のNWOBHMの臭いをプンプン放ちながらやたらと日本に寄せまくったマーケティングを展開してますね。
3rdアルバムには「YAKUZA」や「SHOGUN」なる楽曲も登場するなど、日本のファンには嬉しいのですがチョッと笑っちゃいます。
TOKYO BLADE
Night of the Blade
TokyoとくればもうTOKYO BLADEしかありませんね。
続く2番バッターは1983年デビュー~今年で丁度40周年を迎えるNWOBHMの生き証人の登場です。
1984年リリースの2ndアルバムのタイトル楽曲(アラン・マーシュのヴォーカル)。
ありゃりゃ、日の丸ちょん切っちゃってるように見えるジャケットですがご安心ください。
刀の峰で日の丸を払い寄せて「こんにちは」しているだけですね。
それにしても、このB級にも達しない酷さのチープなサウンド、タイトさを微塵も感じさせない圧倒的なドタバタ感、折角キマッたと思ったサビの後のへんてこりんなギターフレーズ。
これが不思議と気が付けば病みつきになってしまう個人的「ドクターペッパー」バンドなのでした。
IRON MAIDEN
Darkest Hour
中軸はやはり長距離砲を期待できる大物クラスが必要ですね。
大御所中の大御所であるIRON MAIDEN 最新盤に登場頂きましょう。
2021年リリースの17枚目アルバム「SENJYUTSU」から、円熟のメロディアス楽曲をチョイス。
「戦術」のタイトル通り、やたらめったら切れ込んでいく特攻隊のような攻撃性重視ではなく、練りに練られた作品という印象のアルバムですね。
サウンドとしては随分丸くなってしまった印象ですが、まぁその辺は ANVIL とは違うので年齢とともに戦い方を変えないとですよね。
MSG
SAMURAI
SAMURAI JAPAN 応援企画の4番を託すのはやはりこの曲以外にないでしょう。
文字通りの「SAMURAI」楽曲。
1982年リリースのマイケル・シェンカー・グループ(MSG)3rdアルバムからのチョイス。
グラハム・ボネットがヴォーカルとして加入した個人的 MSG 最高傑作です。

ここはもう弾丸ライナーでスタンドまで持って行ってもらいましょう。
GARY MOORE
Don’t Take Me for a Loser
強力なクリーンアップ打線のラスボス5番に控えるのが、ギター侍の GARY MOORE。
泣きメロを顔で弾く孤高のギター侍が、塁上にランナーがたまっている際は綺麗に帰還させるホームランで一掃してくれます。
そして、投げては剛速球で相手をねじ伏せる本格派のピッチャーとしても、凄そうです。
あの形相でインコース胸元を速球で突かれたら思わずのけ反っちゃいますね。
Gary Moore 【最高傑作】 Corridors of Power おすすめ名盤レビュー
GRAND PRIX
Samurai
実は「SAMURAI」で真っ先に想い浮かんだのはこのジャケット。
イギリスのメロハーバンド「GRAND PRIX」ですね。
大昔にプレステで「鉄拳」というバトルゲームをやっていたことがありましたが、そのゲームのキャラクター「YOSHIMITSU」にも似たアルバムデザインが素敵過ぎます。
そして何と、ヴォーカルで歌っているのは後にマイケル・シェンカー・グループを乗っ取り、マッコーリー・シェンカー・グループとしてしまった総会屋ロビン・マッコーリーじゃぁあーりませんか。
この頃の声質はむしろ好きな部類に入るのに、乗っ取り後は灰汁の強い声質に変わりチョッと苦手になりました…。
TOKYO BLADE
Blood Red Night
前述のしょうも無さに比べ、40年の歳月をかけてここまできました TOKYO BLADE。
ベースビンビン鳴らしちゃって、何だかまるでQUEENS何とかみたいにお洒落じゃないですかぁ~。
これでサビメロがビシッと決まればメジャー昇格も夢じゃないんですけどね~。
いまだサビメロ探しの旅の途中って感じで、「あれっ?いまのがサビメロだったの?」状態の楽曲が相変わらず多いです…。
EUROPE
Ninja
戦術を練る上では敵の情報分析も欠かせず重要です。
戦国時代に主に諜報活動で暗躍したのが「忍者」。
各チームの4番がずらりと並ぶSAMURAI JAPANで言えば、小柄ながらも守備や走塁、つなぎのバッティングなどで地味ながら活躍する「忍者」的存在の選手も重要ですね。
EUROPEの大ヒット作に唐突に収められているキャッチーな楽曲が下位打線をつなぎます。
ANN LEWIS
KATANA
KATANAで始まった企画ですので最後もKATANAでしめさせて頂きます。
1988年リリースのアン・ルイス 29枚目のシングル曲ですね。
JAKE.E.LEEとも仲良しのアン・ルイスさん。
この曲のギターは伊藤銀次でしたでしょうか(うる覚えです…)。
まとめ
ということで、直前に負傷辞退となってしまった鈴木誠也選手は残念でしたが、選ばれた30人の「侍」が日の丸と鈴木選手の想いも背負って全力で戦ってくれることに期待したいです。
SAMURAI JAPAN の選手の皆さん、武士道の精神、侍の魂で悔いの無いように全力で熱く戦って下さい!。
おまけですが、何故か過去の大会含めてWBCのTV放映時のテーマ曲となっているのが、こちらの楽曲ですね。

