BLUE TEARS / 1st 知る人ぞ知るアメリカンハードロックの逸材

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BLUE TEARS  1st どんなアルバム?

ドライブに最適な爽快アメリカン・ハードロック

このダサダサのジャケットデザインを見て、ピーンときちゃった方。

結構やばいですね。

過去に「爽快アメリカンハード中毒症」の罹患歴の疑いがあります…。

知る人ぞ知るアメリカンハードバンドの逸材 BLUE TEARS の1990年発売のデビューアルバム。

このアルバムは、気持ちよく晴れた日のドライブで、窓を全開にしながらよく聴いたものです。

ある日、会社の先輩を車で送る時にこのCDをBGMで流していたのがきっかけで、それまで全くHR/HMなど聴いたこともなかった先輩が目覚めてしまい、今では逆に私が色々教わる位にハマってしまったという懐かしのアルバムでもあります。

デビューのタイミングが悪く運をつかみ損ねた逸材バンド

今、このアルバムをこうして聴き直しながら思うことは、いやぁ、「運」とか「タイミング」って本当に大事だよなぁーと、つくづく思い知らされます。

1983年にリーダーのグレッグ・フルカーソンを中心に活動を開始したブルー・ティアーズ。

地道なライブ活動と持ち前のテクニックと楽曲の良さで着実に支持を獲得しながら、ラジオによるオンエアなどにも後押しを受けながら、ついに待望のアルバムデビューのチャンスを得ることになります。

しかしながら、悲しいかな1990年というバブル経済の終焉を間近に控えた時期のデビューアルバムの発売は、バンドの音楽性=爽快アメリカンハードロックというスタイルにとってはタイミングが悪すぎたように思います。

もはやHMムーブメントはオルタナティブ・グランジ系といった、元気の出る明快爽快系とは真逆の方向性へ大きく舵を切っている真っただ中にあり、彼らのような音楽性には注目が集まりにくい環境下にあったからです。

私個人的には、オルグラ系といった路線にはついていけず(スラッシュですら無理...)ひたすらメロディアスハードを探求し続けていたこともあり、本作に巡り合うことができました。

うーん、あと3年、いや2年でも早くデビューしていたらなぁー。本当に惜しいです。

たとえBON JOVIの二番煎じ、お気楽、お花畑ハードロックと揶揄されようとも、良いものは良いのだー!。

本来の実力、楽曲の完成度からしてこのような過小評価、不遇のバンドで終わることは無かった筈な感じがします。

バンドメンバー・収録曲

【バンドメンバー】

  • ヴォーカル: グレッグ・フルカーソン(兼ギター)
  • ギター  : ブライアン・ホール
  • ベース  : マイク・スピアーズ
  • ドラム  : チャーリー・ローダーデール

【収録曲】

  1. Rockin’ With the Radio – 4:23
  2. Crush – 4:12
  3. Blue Tears – 5:18
  4. Take This Heart – 4:27
  5. Halfway to Heaven – 3:56
  6. Innocent Kiss – 3:23
  7. Racing With the Moon – 3:29
  8. Kiss Me Goodbye – 4:45
  9. True Romance – 5:03
  10. Thunder in the Night – 5:01

おすすめの楽曲レビュー

Rockin’ With the Radio


いやぁー、ヤバイっす。

BON JOVI超えてんじゃないの?。

などと必要以上に肩入れしたくなってしまう良いバンドです。

何が良いって、この爽快感、どこまでも広がっていくイメージの美しいコーラス、キャッチーで印象的なサビメロ。

BOSTONが宇宙空間に対して、ASIAが地球上の空間に対して、果てしない拡がりを表現しているとすれば、BLUE TEARSは地上の一直線に伸びたハイウェイのようにどこまでも突き抜けていくイメージでしょうか。(自分で書いてて、チョッと何言ってんのかわかりませんが…。)

とにかく良く晴れた日のドライブのおともに最適な楽曲なのでした。

 

Thunder in the Night

いやぁー、こりゃ BON JOVI 超えましたかね。ふむふむ。
(ほめ過ぎ…)

ルックスも申し分ないし、楽曲の良さ、完成度も文句なし、分厚く壮大なスケール感をこれでもかと言わんばかりに広げてくるコーラス。

そこそこのテクニシャンで心地良い音色のギターソロ、そしてライブにおいてもクオリティを損なうことなく再現性を保つパフォーマンス。

どれをとっても売れる要素しかありません。

こんな良いバンドが正当に評価されず、不遇なままに消え去ってしまうなんて…。

「そんなハードロック/ヘヴィメタル界なんて嫌いだぁ!。」と、部屋のドアをバァンと開けて外に駆け出していきたい気分になってしまいます。

まとめ

今から約30年前...。

いや30年て一言でいうけど長いですよねー。

何だか、今回のレビューでは30年の間の色々な物事が思い起こされて、その時代に生きること、そしてこれからの時代を生き抜いていくことへの思いをしみじみと考えてしまいました。

なぜか、頭の中では、中島みゆきの「時代」がエンドレスで流れています...。

そんな時代もあったねと
いつか話せる日が来るわ
あんな時代もあったねと
きっと笑って話せるわ
だから今日はくよくよしないで
今日の風に吹かれましょう
まわるまわるよ 時代はまわる
喜び悲しみ繰り返し
今日は別れた恋人たちも
生まれ変わって めぐりあうよ
(by 中島みゆき)

BLUE TEARSの登場してきた当時の、嘆かわしい(あくまで個人的意見ですが)ヘヴィメタル界ムーブメントの大きな変化のうねり。

渦潮に巻き込まれる形で惜しくも極上のメロディアス・ハードロックバンドは消え去る運命となってしまいました。

でも、今でもこうしてその音源、素晴らしい楽曲をいつでも視たり聴いたりすることができる「時代の進歩」には感謝!しかないです。

追記

な、な、な、なんと!

タワレコの企画で本作が奇跡の復活!。

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これにはおったまげました。

持ってない方は迷わず「買い」です。

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