Harem Scarem / 1st メロディアスハードバンドの代名詞 驚愕のデビュー作

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Harem Scarem / 1st どんなアルバム?

こちらも忘れていた位の昔に、先輩にハードロックを勧めようとベストテープを作って渡したことがありました。

ずいぶんと年月が経ってからその先輩と偶然に会った時、その先輩はハーレム・スキャーレムにどっぷりとハマり、ハードロック/ヘヴィメタルに関してもかなり詳しくなっていました。

そして、かつては歌謡曲ばかり聴いていたその先輩に「お前もちゃんとハードロック/ヘヴィメタル聴き続けろよ。」と言われてしまいました(苦笑)…。

確かに、その当時は新譜チェックなどはスッカリ怠っていた時期でしたので何も言い返せませんでした…。

本題に戻りまして、言わずもがなですがハーレム・スキャーレムはカナダ産のバンドで日本での人気は絶大ですね。
名実ともにメロディアス・ハードロック・バンドの代名詞ともいえる地位を確立しています。
メロディ、テクニック、楽曲の完成度のどれをとってもハイクオリティで、デビューアルバムらしからぬ出来栄えの作品が、1991年発売の本作です。

日本では、2ndアルバムが先に発売されてしまった為、バンドのイメージはもっとヘヴィな印象が浸透してしまいましたが、デビューアルバムで聴ける音楽性はハードポップに近いメロディ最重視のシンプルな楽曲作りの方向性だったことが解ります。

先に発売された2ndから聴いた人は、本デビュー作に若干物足りない印象を持つかもしれません。

そしてデビューアルバムから聴いた人も後から2ndを聴くと、よりヘヴィになって更に格好良くなったと思うことでしょう。

すなわち、この対決は2ndに分がありそうですが、まあ、それぞれに良さがあるということで...。

いずれにしても、デビューアルバムにしてとんでもなく完成度が高いアルバムであることは間違いなく、琴線をビシビシ刺激してくるメロディラインと巧みなコーラスワークが際立っています。

思わず一緒に口ずさんでしまう、そんな親しみやすさがある楽曲が粒揃いの上質なハードロックアルバムと言えるでしょう。

バンドメンバー・収録曲

バンドメンバー

  • ヴォーカル: ハリー・ヘス
  • ギター  : ピート・レスペランス
  • ベース  : マイク・ジオネット
  • ドラム  : ダレン・スミス

収録曲

  1.  Hard to Love
  2.  Distant Memory
  3.  With a Little Love
  4.  Honestly
  5.  Love Reaction
  6.  Slowly Slipping Away
  7.  All Over Again
  8.  Don’t Give Your Heart Away
  9.  How Long
  10.  Something to Say

おすすめの楽曲レビュー

Hard to Love

ハーレム・スキャーレムのアルバムでは、1曲目が自分にとってのベストチューンとなることが多いですが、このデビューアルバムでも本曲が文句なしの№1楽曲です。

哀愁のメロディライン、キャッチーなサビメロ、ギターソロの構成もお見事!。

ハリー・ヘスの深みのあるヴォーカルが五臓六腑に沁みわたります。

With a Little Love

ハーレム・スキャーレムらしさが凝縮されている楽曲ですね。
優しく憂いのあるメロディラインをエモーショナルに歌い上げるボーカル、厚みをもたせたコーラス、落ち着いた余裕綽々のギターソロという上質の極みとも言える完成度を誇ります。

All Over Again

オープニング曲と甲乙つけがたい良曲です。
イントロからサビまでの流れるように美しいメロディラインに作曲能力が光ります。

ギターソロも滑らかに心洗われるようなフレーズを、こともなげにスムーズに織り込んで楽曲の完成度を高めています。

まとめ

1990年代のグランジ・オルタナ系の興隆により劣勢に回る一方だったメロディアスハード系にとって、ハーレム・スキャーレムはまさに救世主となって日本のハードロック/ヘヴィメタルシーンでの支持を得ました。

しかし、悲しいかなハーレム・スキャーレムをもってしても時代の潮流には逆らえず、その後、3rdアルバムから音楽性に変化が生じ始め、メロディアスハード支持層の離反にさらされることとなります。

さらにはメンバーチェンジやバンド名の変更に至るまで、負のスパイラルにはまっていくといった過程をたどることになりました。

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