Flames of Heaven / The Force Within メロパワ派必聴のデビュー作

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Cristiano Filippini’s Flames of Heaven どんなバンド?

「Cristiano Filippini’s Flames of Heaven」はイタリアのギタリスト兼コンポーザーでもあるCristiano Filippiniを中心として2010年に結成されたメロディアス・パワーメタルバンド。

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私がこのバンドを知るきっかけとなったのは、フォロー、尊敬しているブロガーさんが紹介されていた記事でした。

そしてその音源に触れ、まさしく魂をガッコン、ガッコン揺さぶられてしまいました。

いやぁー、いつ以来ですかねこんな衝撃、南海トラフ級です。

それにしても、ブロガー泣かせの長いバンド名ですね。

「Flames Of Heaven」じゃダメなんでしょうか…。

しかも、イタリアのレーベルからのみの発売で詳細な情報がありません…。

Cristiano Filippini?、誰?。

この画像真ん中の、旨いラーメン作りそうな貫録のある人だというのは想像がつきますが…。

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まあ、そんな無駄に詮索しなくてもこのバンドの音源に触れてしまえばもはや同じことです。

とにかく凄い、凄過ぎる格好良さなのです。

 

デビュー作「The Force Within」レビュー

2020年リリースの記念すべきデビューアルバム。

このブログのいつもの時間軸からすると、産まれたてのホヤホヤ、赤ちゃんみたいなものですね。

でも、その中身は往年の名盤をも凌駕してしまいそうな驚きのクオリティ!。

淀みなく湧き出す地下水のような流麗なメロディライン。

ドラマティックな曲展開と圧倒的なパワー感を持つヴォーカル。

これらがまるで一杯のうまいラーメンのごとくクラシカルにまとめ上げられています。

疾走曲あり、じっくり聴かせるミドルテンポあり、透明感の半端ないバラードあり。

アルバム全編を通じて展開されるサウンドワークは見事!。

特に、ラーメン屋じゃなかった、コンポーザー兼務の Cristiano Filippini 奏でるギターのサウンドとフレーズは、脳に直接効いてくるタイプの中毒性を持ってますね。

 

メンバー・収録曲

メンバー

  • ヴォーカル:Marco Pastorino
  • ギター  :Cristiano Filippini
  • ギター  :Michele Vioni
  • ベース  :Giorgio Terenziani
  • ドラム  :Paolo Caridi

 

収録曲

  1.  The Force Within (01:43)
  2.  We Fight for Eternity (06:49)
  3.  Far Away (05:43)
  4.  Against the Hellfire (06:08)
  5.  Always with You (05:35)
  6.  Dying for Love (05:28)
  7.  Finding Yourself (05:28)
  8.  Lightning in the Night (05:40)
  9.  Missing You (06:04)
  10.  Moonlight Phantom (05:03)
  11.  The Angel and the Faith (06:49)
  12.  Ab Angelis Defensa (02:13)

 

おすすめ楽曲

The Force Within

オープニングを告げる約1分半のインスト曲。

それはまるでJUDAS PRIESTの名盤「Screaming for Vengeance(邦題:復讐の叫び)」のオープニング曲「THE HELLION」を髣髴とさせます。

いや、それ以上にさらに壮大なシンフォニック感でスケールアップさせたような大仰さです。

そして、間髪入れずに怒涛のリフ展開で伝説となった2曲目の「ELECTRIC EYE」のように、本作も強力なメロディック・パワーメタルが2曲目にお披露目されることとなるのです。

 

We Fight for Eternity

↓↓MVはこちらからどうぞ↓↓
アップルの音楽を聴く

断然MVがおすすめですね。

ビジュアル映像とドラマティックな曲展開は、まるで映画をみているかのよう。

完全に感情移入してしまいます。

いやぁー、しかしサビへ向かって盛り上げること盛り上げること。

これでもか状態ですね。

それにしても、 Cristiano Filippiniさんはギターソロといい、MVのエンディングといい、美味しいところは全部一人で持っていくタイプの人みたいですね。

(ギターはサウンドメイク、フレーズともに心地よさが抜群)

(弾きすぎないところに逆に凄みを感じたりしちゃいます)

(相当のお手並みのようですね…)

 

Far Away

↓↓MVはこちらからどうぞ↓↓
アップルの音楽を聴く

こちらもMVがありました。

一転して広大な爽快感が拡がる、まるで ASIA をよりハードに味付けしたような楽曲が続きます。

何でしょう、2曲目でステーキ食べた後に続けて寿司が出てきたようなこの贅沢な感覚は?。

あくまでもメインのメロディラインは Cristiano Filippini 御大がきっちり掌握。

バッキングリフがそれを控えめに支えるというこのバンドの基本形が何やら見えてきました。

 

Finding Yourself

全12曲の本アルバムにおいてあえて弱点を上げるとすれば、大仰な曲作りのため各楽曲が平均5~6分程度とやや長めなこと。

しかも、ミドルテンポの「聴かせる」楽曲が多いため、アルバムを聴き進めていくにはリスナーにも相応のスタミナと集中力が必要となります。

それでも曲作りが工夫されていて、立ち上がり静かなバラード曲でも曲中では得意の盛り上がり戦法でいつのまにやら強力なパワーバラードに展開変化。

緩急の刺激がつけられており、各曲のギターソロも重要な聴きどころの一つです。

 

Moonlight Phantom

この曲などは、私のお気に入りバンドの一つである ALLEN LANDE のアルバム「THE BATTLE」辺りの楽曲を思い起こさせる曲ですね。

こちらの方が大仰な味付けがかなり濃くなってますが…。

 

まとめ

シンフォニック・メロディアス・パワーメタル(というカテゴライズが正しいかは?)の「上質な」アルバム。

聴き込むための相応の時間と精神的余裕があれば、その魅力を十二分に堪能できるということが今回良く解りました。

注意しなければならないのは、あくまでも「上質な」という点。

ややもするといたずらに大仰で回りくどく、軽薄キラキラ美旋律を奏でるだけの低品質なシンフォメタルでは、聴き込む気にもならないということでしょうか。

本作は自信をもっておすすめできるレベルの「確かな品質」を兼ね備えております。

是非、ご賞味下さい。