Lionsheart / Can’t Believe スティーヴ・グリメット おすすめの1曲!

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このブログの目指すところ(前説)

時間のある方のみ読んで頂けると幸いです。

最近は音楽を聴くには便利になったけど何かと忙しい世の中ですねー。

このブログは、現代の溢れる情報量の中から昔のHR/HMの厳選おすすめをご紹介して若い人達のお役に立ちたい、既に知ってる同年代の人達とは共感したいと願うブログです。

1970年代:

レコード時代~情報源はミュージック・ライフとFMラジオのエアチェック程度。

少ないお小遣いから祈るような思いでレコードを購入。

1980年代:

CD時代~情報源は主にBURRN!巻末の新譜レビューとMTV番組。

少ないバイト代で楽器、スタジオ、CD、その他を工面。

外れCDに散財してしまった時のショックは甚大。

1990年代:

大手レコードチェーン店で試聴可能な時代に~(限られたアルバムではありましたが)購入前にヘッドホンで試聴できる画期的販売体制が確立。

外れる確率は多少下がるも、購入時の高揚感、緊張感も同じく減少。

2000年代:

youtubeや音楽配信サイトにより「無料」で聴ける環境が当たり前の世の中に。

反面、情報量は溢れるように増えるも、取捨選択能力が追い付かず時間も無い状況となる。

今現在:

このブログでは現代の溢れる情報量の中から、昔のHR/HMのおすすめ盤、おすすめ楽曲を少しでも効率的に聴いてもらえるように(独断と偏見で)紹介しています。

Lionsheart / Can’t Believe どんな曲?

元グリム・リーパーのヴォーカル スティーブ・グリメットと、双子のオワーズ兄弟をを中心に結成された、正統派ブリティッシュ・ヘヴィメタルバンド「ライオンズハート」。

1992年にリリースされたデビューアルバムに収録されている名曲です。

「ライオンズハート」は、アルバム全体を通して正統派様式美を追求した格調の高さに定評がありました。

叙情的なブルースをベースとしたホワイトスネイクをも想起させる曲調の曲が多いのもこのバンドの特徴です。

NWOBHMムーブメントの末期に滑り込むように登場したグリム・リーパー。

当時から異彩を放っていたスティーブ・グリメットのヴォーカルは、自らを中心としたバンドの「ライオンズハート」でも更に磨きがかかり、確実に表現力がレベルアップしています。

どちらかと言えば、勢いだけのゴリ押し展開の楽曲の多かったグリム・リーパー時代に比べて、情感豊かに歌いあげるメロディ重視の楽曲の多いライオンズハート。

スティーブ・グリメットの潜在能力が全開に開花し、その実力を余すところなく見せつけているように思います。

そんなレベルの高い完成度を誇るアルバムの中でも、特にずば抜けている楽曲が本曲「Can’t believe」です。

バンドメンバー

  • ヴォーカル: スティーブ・グリメット
  • ギター  : マーク・オワーズ
  • ベース  : スティーブ・オワーズ
  • ドラム  : アンソニー・クリスマス
  • キーボード: グラハム・コレット

楽曲レビュー

ヘヴィメタルの王道を行く格調高き名曲

まさしくこの一言に尽きるでしょう。

HR/HMファンならずとも、心揺さぶられること必至な荘厳で格調高き名曲です。

格調高いと言っても、決して小難しい複雑な曲展開を通じて大仰に見せているわけでもなく、楽曲の流れは極めてシンプル、自然でかつダイナミック。

しかし、そのベースとして脈々と息づいているのが手に取るようにわかる「正統派ブリティッシュ・ヘビーメタル」の古典的メロディセンス。

その系譜に触れた経験を持つリスナーを、思わず唸らせてしまう哀愁と抑揚ある曲展開に溢れています。

スティーブ・グリメットのスケールのデカいヴォーカル

イントロからいきなりスティーブ・グリメットのアカペラに近い状態のヴォーカルが登場。

その声質はまさにヘヴィメタルを歌うために産まれてきたかのような、中低音域ではミステリアスな渋みの効いた哀愁と叙情性を、力強い高音域ではパワー溢れる躍動感と高揚感を兼ね備えています。

いやぁー、いつ聴いても抜群の表現力とスケールの大きさをもったヴォーカリストですね。

ここで注意すべき点は、初めてスティーブ・グリメットのヴォーカルを聴くリスナーは、その歌唱だけ一点に神経を集中させることです。

いくら歌い回しが格好良いと思っても、決してヴォーカリストとしての容姿などを一緒に仮想評価して想像してはいけません。

そう、残念ながらスティーブ・グリメットは決して容姿端麗とは言えず、多少ポッチャリ目のいで立ちなのです。

逆に言えば、その肉体的なパワーがあってこそ可能なパワフルなヴォーカルとも言えるのでしょうが…。

とにかく、ここは歌だけに集中です!。

そして、ただでさえ豊かな表現力を持つヴォーカルにダメ押しするかのように、これまた分厚いコーラスを重ねられては、もうひとたまりもありません。

個人的にはギターソロをもう少し頑張って欲しかった…

ヴォーカル以外に本曲で特筆しておきたい魅力は、何と言ってもヴォーカルのメロディラインの裏で刻まれるギターのバッキング。

ミュートを効かせた絶妙のトーンでヴォーカルメロディを追従してくるバッキングが、得も言われぬ格好良さとなっています。

あえて残念な点を挙げるとすれば、ギターソロのすっぽ抜け感でしょうか。

ソロ前の盛り上げ方が尋常でない分、いざソロに突入となった時のフロントピックアップの厚みの無いピコピコ音にはやや興ざめしてしまいます。

ソロ自体も見せ場となるようなフレーズ展開が非常に短く、淡泊に終わってしまうのがちょっと残念です。

また、曲のエンディングがフェイドアウトというのも非常にもったいないと思います。

ライブにおいても処理が難しいし、聴き終えた後の楽曲のインパクトをより鮮明に印象付けるという意味では、ラストはビシッと締めて終わって欲しかったです。
(例えば、OZZYの「BARK AT THE MOON」のように…。)

まあ、以上2点のマイナス要素を加味しても、それを圧倒的に凌駕する楽曲としての良さ、メロディ、歌唱力で、余裕で名曲入りしてくるレベルの高い楽曲ではないかと思います。

未体験の方には是非おすすめしたい「鳥肌物」の一曲なのです。

追記

スティーブ・グリメット 右足を切断!

その後、自らのバンド「Steve Grimmette’s GRIM REAPER」を再結成して活動していたスティーブ・グリメットでしたが、2017年のツアー中に感染症により右足の膝から下を失うというショッキングな事態に陥ってしまいます。

車椅子に座り、義足を着けた状態での痛々しい姿となってもステージに立ち続けようとしている姿を目の当たりにし、これまで以上にパワーと勇気を与えてくれるヴォーカリストとして更に存在感が増幅しました。

息子のラス・グリメットがDNAを引き継ぎデビュー!

そして、2021年には圧倒的ヴォーカルスタイルのDNA遺伝子を引き継いだ息子のラス・グリメットが、実力派メロディアス・ハードロック・バンド「LIFE OF A HERO」のヴォーカルとして、堂々のデビューアルバムをリリースしました。

父親譲りの骨太かつ繊細な表現力を携えた期待のヴォーカリストとして、今後の活躍に注目しています。

↓↓↓↓↓↓↓「LIFE OF A HERO」については下記の記事からどうぞ↓↓↓↓↓↓↓

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