Deep Purple / Knocking at your back door 黄金期の緊張感蘇る最高の一曲

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黄金期メンバーで復活した Deep Purple

1976年に悲惨な形で空中分解しながら解散してしまったディープ・パープルでしたが、それから8年が経過した1984年に「復活」のニュースを耳にすることになります。

しかも、メンバーは誰もが知る「第二期黄金期のラインナップ」という、にわかに信じられない話でした。

  • ヴォーカル :イアン・ギラン(ブラック・サバス)
  • ギター   :リッチー・ブラックモア(レインボー)
  • ベース   :ロジャー・グローバー(レインボー)
  • ドラムス  :イアン・ペイス(ゲイリー・ムーアバンド)
  • キーボード :ジョン・ロード(ホワイトスネイク)

既にそれぞれのメンバーがHR/HM界を代表するビッグバンドで活動中の真っ只中での再結集という、現実離れした夢のような話。

後に比喩表現としてよく使われる「銀河系軍団」の元祖とも言える状態でした(テキトー言ってます)。

こうして1984年11月にディープ・パープルとしての11枚目のアルバム「Perfect Strangers」がリリースされたのでした。

Knocking at your back door おすすめの一曲

殺気すら感じる緊張感に満ちたオープニング曲

ディープ・パープルが黄金期メンバーで再結成といういわば核融合的な事態は、復活アルバムのオープニングを飾ったこの曲を聴けばそのインパクトの凄まじさが体感できるかと思います。

それはまるで、映画「JAWS」を思い起こさせるような、当時を知る世代にとっては「耳にするだけで条件反射的に恐怖感と緊張に襲われるイントロ音」で幕を開けます。

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そして待ってましたのリフ一閃!。

小細工の無いシンプルなリフを、分厚いオルガン音が「本気度」を証明するかのように増幅させています。

イアン・ギランの第一声で緊張感は「どピーク」に達し、そこからはギラン独特のヴォーカルスタイル VS リッチーのバッキングと言った火花が散りそうな展開が最高に格好良いです。

それにしても、イアン・ギランのヴォーカルはメロディラインへの音の詰め込み方が絶妙ですね。

意識的に「字余り」みたいに歌い回したり、緩急をつけた表現術など、常に余韻を残しながら歌い進んでいき、思わず独特の世界観に引きずり込まれます。

あっという間の7分 ~ 永遠にずーっと聴いていたい感覚に...

リッチーのギターソロは音色がパープル時代を少し意識しているのか、当時としても必要以上にナチュラルっぽく聴こえますね。

時折フレーズの端々に黄金期を臭わせるような音の運びを織り交ぜながら、心憎い演出を効かせてくれています。

圧巻はラストに展開されるリッチーのギターソロと、ジョン・ロードのオルガンの激しい絡み合いバトル。

まさに全盛期を髣髴とさせる熱い絡みです。

ここで聴けるギターフレーズはまさにリッチー節そのもので、このまま終わることなく永遠に聴いていたい衝動に駆られてしまいます。

気が付けば7分を超える超大作にも関わらず、緊張感とスリリングな展開、キャッチーで分かりやすいサビメロといった貫録の完成度、円熟味を誇っていますね。

楽曲としての長さを全く感じさせることなく、あっと言う間に終わってしまったという不思議な感覚に陥る感じです。

以上、今回はハードロックの始祖、基本中の基本であるディープ・パープルの再結成時の作品から、震え上がるような最高の一曲をご紹介させて頂きました。

後にディープ・パープルの厳選ベスト曲なる記事を書く機会がもしもあったとしたら、必ずや上位にランクインすること間違いなしの超大好きな一曲なのでした~。

おしまい。

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