TOTO / TOTO 技能派集団バンドの歴史的デビューアルバム

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TOTO / 1st どんなアルバム?

ベタですが…バンド名の由来

バンド名「TOTO」の由来として有力視されているのは、ラテン語「totus(全て)」からの派生というもの。
どんな音楽性にも対応可能な超技巧派集団によるバンドという意味では、最もそれらしい感じはしますね。

我々日本のファンとしては、やはりあの世界的メーカーが頭に浮かびます。
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来日した際にメンバーが「便器」を本気で欲しがっていたそうです。
それはそうですよね、自分達のバンド名が入った便器なんて絶対にどのバンドも持ってないでしょうから。

プロフェッショナル集団が魅せたデビュー作の完成度

本作は1978年リリースのTOTOのデビューアルバム。
技能派集団、産業ロックの大御所など今となっては様々な形容詞がつけられるTOTOの、懐かしの作品です。

1970年代と言えば、現代では考えられない程に情報量に乏しい時代。

当時の中学生にとってTOTOなるバンドはお約束の「トイレのメーカー?」を連想させ、かろうじて「ボズ スキャッグスのバックバンド?」、「スタジオミュージシャンの集まり?」程度の情報しか持ち合わせていなかったのを覚えています。

メンバーの素性や音楽的ルーツがどうだとかはもはや関係なく(当時はあまり興味もなく)、ラジオから流れてくる「音」だけを道標に、様々な洋楽をむさぼるように聴き求めていた時代。

そんな中学生のちっぽけなアンテナでもしっかりキャッチできるほどの話題性でヒットチャート入りを成し遂げたのがこのデビューアルバムです。

TOTOの魅力を一言で言ってしまえば、プロの仕事人達が相当にこねくり回して作りあげているであろう完成度の高い楽曲を、聴き手は単純明快、シンプルに「良い音楽」として楽しめることではないでしょうか。

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各人のプロとしてのサウンドメイクが融合してとてつもない高いレベルで完成された楽曲群。
この後に登場してくる数々のバンドに、どれほどの大きな影響を与えたことか計り知れません。

バンドメンバー・収録曲

【メンバー】

  • ヴォーカル: ボビー・キンボール
  • ギター  : スティーヴ・ルカサー
  • ベース  : デヴィッド・ハンゲイト
  • ドラム  : ジェフ・ポーカロ
  • キーボード: スティーヴ・ポーカロ
  • キーボード: デヴィッド・ペイチ

【収録曲】

  1. Child’s Anthem – 2:46
  2. I’ll Supply the Love – 3:46
  3. Georgy Porgy – 4:09
  4. Manuela Run – 3:54
  5. You Are the Flower – 4:11
  6. Girl Goodbye – 6:13
  7. Takin’ It Back – 3:47
  8. Rockmaker – 3:19
  9. Hold the Line – 3:56
  10. Angela – 4:45

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Child’s Anthem

デビュー作のオープニング曲という特別な気負いもなく、粛々と職人たちが奏でる「音」がプロの手で練り上げられながら、気が付けばこんなにドラマティックで荘厳な曲になっちゃいました。

そんな技巧派集団ならではの余裕を感じさせるインスト曲。

スティーヴ・ルカサーのギターの分厚い音の伸びが半端なく、ライブでは更に歪みがかかってかっちょ良いのです。

I’ll Supply the Love

ライブでも同じ曲順で再現されることの多い続く2曲目は、ギターが前面に出てくるハードポップなナンバー。

個人的にもTOTOの数あるヒット曲の中でも上位にランクインするお気に入りの楽曲です。

シンプルで短いメインメロディを繰り返しつつも、飽きさせない編曲アレンジがおしゃれにきめられています。

スタジオ盤でのスティーヴ・ルカサーのギターは全体とのバランス重視でソフトでナチュラルなトーンですが、ライブでは結構ワイルドに歪ませて暴れてくれます。

これは明らかにハードロック!(決してAORではない。どっちでも良いんだけど…。)

Georgy Porgy

ボズ スキャッグスのアルバムにそのまま引っ越ししても全く違和感なく、下手すると誰も気づかないレベル?。

そんなお洒落で大人の雰囲気抜群の名曲。

女性コーラスによるサビ部分を、ライブではまさかのデビッド・ペイチが担当!。

TOTOの心臓部とも言えるペイチの歌唱が意外にもちょっと音痴?で笑えたのを思い出します…。

半面、アレンジで挿入していた名誉挽回の?ピアノソロはJAZZっぽい雰囲気も醸し出していて圧巻でした。

さすがです!。

Girl Goodbye

LP盤のB面1曲目ポジション。

これまた自身のTOTOお気に入り10傑には入るであろう名曲です。

スタジオ音源もさることながら、ライブではスピード感が増してノリノリで盛り上がります。

何と言ってもスティーヴ・ポーカロのキーボードによる半端ない音の拡散と、ドラマティック感溢れる演出の味付けが最高。

スティーヴ・ルカサーのギターもここぞとばかりにハードロック感十分に弾きまくっています。

Hold the Line

全米チャートTOP10入りを果たした大ヒット曲。

お洒落だ。
お洒落過ぎる。

1978年にしてこのクオリティが驚異的過ぎます。

当時、日本ではまだピンクレディーが真っ盛りの頃?だったのに、アメリカではこんなにお洒落な音楽が既に大衆化していたという現実を突きつけられる思いです。

ジェフ・ポーカロのさりげなく刻んでくる精密機械のようなハイハットの音がたまりません。

まとめ

デビュー当時のTOTOの代名詞ともなった「スタジオミュージシャン」「セッションミュージシャン」という、ややもすると少し見下したような呼称の仕方。

確かに1980年の来日ライブ音源は発売されずにお蔵入りとなったエピソードもあるようですが、その後も彼らはバンドとしての成熟度を上げていき、ライブパフォーマンスでの評価も着実に上げていきます。

さすがのプロ集団、スタジオ音源の再現性の高さは当たり前として、それをはるかに上回るスケールの大きさとパワー感、アレンジ力で楽曲の魅力を見事に増幅させていきました。

無論、このレビューは執筆時点で当時を想起しながら書いているもので、Georgy PorgyにしてもHold the Lineにしても、当時中学生の私にはその良さを理解する音楽的土壌や感性は全くなく(今はあるんかい?)ただ単に退屈な曲だなーという印象しか持てなかったのが事実です。

でも、年齢を重ねていくうちにその良さが何となく解ってきて、今ではまるでビーフジャーキー、いやするめいか?(そこはどちらでも良い…)のように噛めば噛むほど旨味が増してくる楽曲といった感じで堪能することができます。

順風満帆でヒット曲を量産してきたTOTOというバンドのキャリアにおいて、最大の試練、損失となったのが、不慮の発作で38歳という短い生涯を閉じた誰もが認めるプロフェッショナル・ドラマー ジェフ・ポーカロの逝去。

精密機械のように寸分の狂いもなくリズムを刻んでいくその職人芸が、屋台骨となってバンドを支えてきた事は紛れもない事実であり、バンドにとってもファンにとっても、そして音楽界全体にとってと言えるくらいの大きな損失となりました。

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「物凄く難しいことを、全然難しそうに見せずにさりげなくやってしまうジェフ・ポーカロのような人」

正直、私自身もジェフ ポーカロの逝去により、TOTOはTOTOでは亡くなったという感覚に陥り、その後1992年以降の彼らのアルバムはこれまで一曲も聴いていません。

でもこうして改めてデビューアルバムをじっくりと聴き直してみて、やはり音楽はシンプルに楽しむものなのだなーと今更ながら思います。

何よりもバンドにとってのダメージが大きかったにも関わらず、果敢に前を向き新たな楽曲を生み出し続けてきたTOTOに敬意を表し、是非時間を作ってじっくりと最新アルバムまでを聴き込んでいきたいと思います。

 

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