Flames of Heaven / The Force Within メロパワ派必聴のデビュー作

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自分の生きてきた証として、自身が聴いてきた往年の名曲を現代の便利なツールも用いながら後世に伝えていければとの思いでこのブログを初めましたが、いやぁーこりゃ大変です。

そもそも約50年分が溜まっちゃってる訳ですし、こうして書いている間にも新しい作品、楽曲が続々と作られているのですから、どうあがいても「追いつかないまま」息絶える感じがしてきました。

そんな私の弱い心をさらけ出すかのように、今回は比較的最近の作品からのご紹介です。
(たまには新しい情報にも触れないと、どんどん錆びていく一方ですので…。)

Cristiano Filippini’s Flames of Heaven どんなバンド?

「Cristiano Filippini’s Flames Of Heaven」はイタリアのギタリスト兼コンポーザーでもあるCristiano Filippiniを中心として2010年に結成されたメロディアス・パワーメタルバンド。

Cristiano-Filippini's-Flames-of-Heaven-logo

私がこのバンドを知るきっかけとなったのは、フォロー、尊敬させて頂いているブロガーさんが紹介されている記事で見かけてその音源に触れ、まさしく魂をガッコン、ガッコン揺さぶられてしまいました。
いやぁー、いつ以来ですかねこんな衝撃、南海トラフ級です。

それにしても、ブロガー泣かせの長いバンド名ですね。
「Flames Of Heaven」じゃダメなんでしょうか…。

しかも、イタリアのレーベルからのみの発売で詳細な情報がありません…。
Cristiano Filippini?、誰?。
この画像真ん中の、旨いラーメン作りそうな貫録のある人だというのは想像がつきますが…。

Cristiano-Filippini's-Flames-of-Heaven-member

まあ、そんな無駄に詮索しなくてもこのバンドの音源に触れてしまえばもはや同じことです。
とにかく凄い、凄過ぎる格好良さなのです。

The Force Within どんなアルバム?

2020年に発売された記念すべきデビューアルバムです。
このブログのいつもの時間軸からすると、産まれたてのホヤホヤ、赤ちゃんみたいなものですね。

でも、その中身は往年の名盤をも凌駕してしまいそうな驚きのクオリティ!。
淀みなく湧き出す地下水のような流麗なメロディラインが、ドラマティックな曲展開と圧倒的なパワー感を持つボーカルで、クラシカルにまとめ上げられています。

疾走曲、聴かせるミドルテンポ、透明感の半端ないバラードなど、アルバム全編を通じて展開されるサウンドワークは見事!。
特に、ラーメン屋じゃなかった、コンポーザー兼務のCristiano Filippini奏でるギターのサウンドとフレーズは、脳に直接効いてくるタイプの中毒性を持っているので注意が必要です。

バンドメンバーと収録曲

メンバー

  • ヴォーカル:Marco Pastorino
  • ギター  :Cristiano Filippini
  • ギター  :Michele Vioni
  • ベース  :Giorgio Terenziani
  • ドラム  :Paolo Caridi

収録曲

  1.  The Force Within (01:43)
  2.  We Fight for Eternity (06:49)
  3.  Far Away (05:43)
  4.  Against the Hellfire (06:08)
  5.  Always with You (05:35)
  6.  Dying for Love (05:28)
  7.  Finding Yourself (05:28)
  8.  Lightning in the Night (05:40)
  9.  Missing You (06:04)
  10.  Moonlight Phantom (05:03)
  11.  The Angel and the Faith (06:49)
  12.  Ab Angelis Defensa (02:13)

おすすめ楽曲レビュー

The Force Within

オープニングを告げる約1分半のインスト曲。
それはまるでJUDAS PRIESTの名盤「Screaming for Vengeance」のオープニング曲「THE HELLION」を髣髴とさせ、さらに壮大なシンフォニック感でスケールアップさせたような大仰さです。
そして、「Screaming~」が続く2曲目の「ELECTRIC EYE」で全てのリスナーの度肝を抜いたように、本作も強力なメロディック・パワーメタルがお披露目されることとなるのです。

We Fight for Eternity

 

↓↓MVはこちらからどうぞ↓↓
アップルの音楽を聴く

はい、きました。
断然MVがおすすめですね。
ビジュアル映像とドラマティックな曲展開は、まるで映画をみているかのよう。
完全に感情移入してしまいます。
いやぁー、しかしサビへ向かって盛り上げること盛り上げること。
これでもか状態ですね。
それにしても、 Cristiano Filippiniさんはギターソロといい、MVのエンディングといい、美味しいところは全部一人で持っていくタイプの人みたいですね。
(確かにギターはサウンドメイク、フレーズともに心地よさが抜群で、弾きすぎないところに逆に凄みを感じたりしちゃいます。相当のお手並みのようですね…。)

Far Away

↓↓MVはこちらからどうぞ↓↓
アップルの音楽を聴く

こちらもMVがありました。
一転して広大な爽快感が拡がる、まるでASIAをよりハードに味付けしたような楽曲が続きます。
何でしょう、2曲目でステーキ食べた後に続けて寿司が出てきたようなこの贅沢な感覚は?。
あくまでもメインのメロディラインはCristiano Filippini御大がきっちり掌握し、バッキングリフがそれを控えめに支えるというこのバンドの基本形が何やら見えてきました。

Finding Yourself

全12曲の本アルバムにおいてあえて弱点を上げるとすれば、大仰な曲作りのため各楽曲が平均5~6分程度とやや長めなことです。
しかも、ミディアムテンポの「聴かせる」楽曲が多いため、アルバムを聴き進めていくにはリスナーにも相応のスタミナと集中力が必要となります。
曲作りにおける工夫として、立ち上がり静かなバラード曲でも曲中では得意の盛り上がり戦法でいつのまにやら強力なパワーバラードに展開変化していくなど、緩急の刺激がつけられており、各曲のギターソロも重要な聴きどころの一つです。

Moonlight Phantom

この曲などは、私のお気に入りバンドの一つである ALLEN LANDEの「THE BATTLE」辺りの楽曲を思い起こさせる曲ですね。
こちらの方が大仰な味付けがかなり濃くなってますが…。

まとめ

シンフォニック・メロディアス・パワーメタル(というカテゴライズが正しいかは?)の「上質な」アルバムは、聴き込むための相応の時間と精神的余裕があれば、その魅力を十二分に堪能できることが今回良く解りました。

注意しなければならないのは、あくまでも「上質な」という点で、ややもするといたずらに大仰で回りくどく、軽薄キラキラ美旋律を奏でるだけの低質なシンフォメタルでは、聴き込む気にもならないということでしょうか。

本作は自信をもっておすすめできるレベルの「確かな品質」を兼ね備えております。
是非、ご賞味下さい(笑)。

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