【星のカービィ誕生日(4/27)】に聴きたいハードロックおすすめ7選

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Kirby-of-the-Stars

4月27日は「星のカービィ(Kirby of the Stars)の誕生日」。

1992年に初代「星のカービィ」が発売となりましたので今年で32歳です。

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「星のカービィ」はピンクのまん丸い姿が可愛らしい子供に人気のゲームキャラですね。

身長20cmのぷにぷにとした軟らかそうな癒しキャラの見ためながら、敵を吸い込んで星型弾にして吐き出し攻撃するなど頼もしい存在です。

カービィに影響されたのかは謎ですが、私の子供は随分と大きくなるまでお絵かきで人の絵を描く時に顔から手足が生えていてチョッと心配しました…。

ということで、今回は「星」に因んだ楽曲をハードロック中心に特集企画してみました。

「ゲームキャラ」と同様に「音楽」も日本が世界に誇れる文化の一つとして大切にしていきたいですね。

 

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Hear ‘n Aid | Stars

 

ハードロックファンにとっては「星=Star」と言えば先ずはこの曲しかありません。

「Hear ‘n Aid」は、HR/HM界にとっての黄金時代である1980 年代に活躍していた名だたるアーティスト達が、アフリカ飢饉救済のための資金を集める目的で一堂に会した1度限りのプロジェクト。

1986年にコンピレーションアルバム「Stars」- Hear ‘n Aid (An All-Star Album for Famine Relief)をリリースしました。

プロジェクト設立の契機となったのは、その前年1985年の「USA for Africa(United Support of Artists for Africa)」ですね。

当時のアメリカロック界を中心としたこれまた夢のスーパースター達が集結し、アフリカの飢餓救済のためのチャリティーソング「We are the World」をリリース。

これに対して、HR/HM界でも同様の表現ができないかとの想いが発端のようです。

発起人は当時の「DIO」のメンバーだったヴィヴィアン・キャンベルとジミー・ベインが中心となって呼びかけし、HR/HM界のさぶちゃんことロニー・ジェイムス・ディオが取りまとめ役を務めました。

1985年5月20日、21日の2日間でスタジオ収録された模様は後にDVDでもリリースされていますが、当時の名だたるアーティスト達を取りまとめることができたのは、ロニー・ジェイムス・ディオ以外にはいなかったでしょうね。

リードヴォーカルを小節毎に区切ってつなぎ合わせ、ギターソロも同様に編集していく作業はさぞかし頭を悩ませたことでしょう。

ただでさえ自己主張の強そうな面子が揃っている中で、公平性を担保しながら全体最適を見出す調整役。

ホントお疲れさまでした。

 

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私のようなギター小僧にとっては、一曲でスーパーギタリスト達のソロが全て堪能できる本曲はホント「神曲」。

今でも全てのギターソロのフレーズを頭の中で克明に反芻出来るほどに聴き込みました。

これがまた、ディオの編集がお見事過ぎると言いますか、フレーズを聴いただけで誰が弾いているのかが判る位に特徴的な部分を採用しているんですよね。

そして、このスーパーギターソロをこともなげに完コピしちゃってるのが有名なこの方。

大阪のお好み焼き屋「薩摩」の店主、寝屋川のヴァン・ヘイレンこと米田喜一さんですね。

その細部にまで拘ったコピーテクニックは本当にいつも感心しながら視聴させて頂いてます。

 

 

そして、ブラッド・ギルスのように「おいおい、あんだけ気合い入れて弾いたのにアーミングのとこだけかよ!」っとお嘆きのスーパーギタリスト達の不満のガス抜きとして、こんな未収録ソロ特集の動画もありましたのでついでに貼り付けておきます。

 

 

SHOK PARIS | Steel and Starlight

さて、「Stars」を書き終えましたので後はテキトーに…とか言うと怒られちゃいますね…。

続いては、SHOK PARIS の4枚目アルバム「STEEL AND STARLIGHT」からのタイトル曲をチョイス。

日本デビュー作となった前作3枚目アルバム「CONCRETE KILLERS」が某誌の某氏に酷評され、不当な扱いを受けた悲運のバンド SHOK PARIS。

ホント、影響力のある(あった)メディアとしてもう少し冷静に評価して欲しいよなぁ、と当時は憤慨したほどに前作にはツボりました。

SHOK PARIS 【おすすめ名曲】 The Heat And The Fire

この暑苦しいコテコテ感満載のヴォーカル、もはや伝統芸能の域に達しているわざとらしいツインリード、などなど個人的にはたまらなく大好きなバンドです。

バンドのwebサイトもまだ「生きて」いて今だ現役で頑張っているようですので、新譜のニュースが飛び込んでくることに期待したいところです。

 

STAR MAFIA BOY | En la Eternidad

お次の「Star」はスペインのマドリード出身と思われる謎のこの方「STAR MAFIA BOY」。

私のつまらないTwitter(X)でのツィートにいつも異国の地から「いいね」をくれる優しいお方です。

KISS や T.Rex、 Hanoi Rocks 等からの影響を受けているようで、今どきにしてはシンプルというか非常に潔いロックン・ロールを聴かせてくれる貴重な存在。

歌詞はスペイン語と思われ全くもって意味が解りませんが(と言いつつ英語でも大して解っていないのですが…)個人的に応援しています。

https://twitter.com/STARMAFIABOY こちらでフォローできます

 

VENUS & MARS | Take for What it is

「VENUS & MARS」金星と火星ですからねぇ~、今回の企画ど真ん中です。

VENUS & MARS はアメリカ・ロサンゼルス出身のダイアナ・デウィット(ボーカル)とロビン・ランドール(キーボード)の2人の女性によるAORデュオ。

当時のB誌の輸入盤レビューで目にとまり、購入に走った記憶があります。

ロビン・ランドールの方は母親であるジョディス・ランドールと共に作曲活動で実績があり、HEARTをはじめとする数多くのアーティストに楽曲を提供している凄腕の仕事人です。

ダイアナ・デウィットはお綺麗な顔に似合わないほどにハスキー&パワフルなヴォーカルをかましてくれていますね。

ボニー・タイラー系統で丁度良いハスキー度合いという、個人的にはお気に入りの歌唱です。

楽曲ももろHERATにありそうな心地良く聴きやすい上質のポップロックが揃えられており、アルバムとしてのクオリティも高い作品だと思いますのでおすすめです。

因みに、VENUS & MARS と言えばポール・マッカートニー率いる Wings のこちらのアルバムも有名ですが、今回はスルーさせて頂きます…。

 

BABY METAL |Starlight

「星のカービィ」をはじめとする日本が誇るゲームコンテンツですが、同様に日本が胸を張って誇れるアーティストとして BABY METAL が挙げられますね。

そしてそのコンセプトの柱とも言えるのが「銀河=GALAXY」。

長きに渡ったライブ活動の封印期間を経て、2023年に入ってからは幕張メッセ、ぴあアリーナMMと再び精力的に動き始めたBABYMETAL。

SU-METAL、MOAMETAL、MOMOMETALの3人体制による今後の世界での大活躍、明るい未来しか見えませんね。

 

SHOOTING STAR | Last Chance

お次はガラッと雰囲気変わりまして、19879年リリースの SHOOTING SAR デビューアルバムからの渋い一曲です。

メロディアスファンにしてみれば期待値と血圧が上昇してしまうバンド名、メンバーにヴァイオリン奏者も含む6人組のバンドとなればそりゃもう格調高い様式美すらイメージしてしまいますよね。

そんな勝手な先入観を持って私も本作を’90年代に入ってから後追いしたのですが、イメージとは異なってはいたものの、楽曲はコンパクトにまとめられたアメリカン・ハードロックで非常に聴きやすく大満足しました。

’70年代のムードを色濃く残しながらも新感覚(と言っても’80年代ですが…)を取り入れた音像を感じますね。

そして折角なのでもう一曲紹介しておきたいのがアルバムのラストを飾る名曲。

7分近い長大作のこの曲が、本来バンドが目指している方向性なのではと勘ぐってしまう程に、 腰が入った楽曲に仕上がっています。

特に、中盤以降に突如覚醒したかのように豹変する曲展開は意外性の山倉状態。

6人のメンバーが本性をむき出しにしてやりたい放題のバトルロイヤルを展開して盛り上がり、その後また何事も無かったかのように序盤の曲調に戻っていくという「リスナー置き去り」戦法ですね。

 

ORION THE HUNTER | SO YOU RAN

今回のラストはこちらのバンドに射貫いてもらいましょう。

言わずと知れた BOSTON の創設メンバーの一人だった バリー・グドローが、BOSTON を脱退後に結成した伝説のバンド ORION THE HUNTER ですね。

1984年にリリースされた本作が唯一の作品となってしまいましたが、逆にだからこそ本作の持つ価値を高めています。

オープニングの名曲「All Those Years」で完全にどハマりしてしまうメロハーファンは、続く本曲で息の根を止められます。

それもそのはず、本作には当時のBOSTONのメンバーのブラッド・デルプや後にメンバーとなるフラン・コスモが参加しており、ほぼBOSTON状態でした。

正直言いますとどっかで聴いたことのあるメロディも無いことはないですが、美しく伸びやかな歌唱で全て吹っ飛ばしてくれてます。

他にも「Stand Up」をはじめ収録全曲が名曲と自信を持って太鼓判を押せる名盤中の名盤!。

今回の企画のトリを務めるには最高のアルバムですね。

 

まとめ

今回は「星のカービィ」の誕生日に因んで、自身のお気に入りのハードロックを特集企画してみました。

ゲームやアニメのキャラクターは世界に広まっている日本の文化的コンテンツとして有名ですが、音楽となるとまだまだ極一部の先駆者の方々が切り開いてきた功績にとどまっているように感じます。

今回選曲したBABY METALのように世界を魅了するような日本のバンド、アーティストがどんどん出てきてくれると嬉しいですね。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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