【2023年版】ハードロックバンド最近リリースの新譜おすすめ?選

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CROWNE-OPERATION-PHOENIX

最近は海外アーティストの来日公演ラッシュで、ファンとしてのお財布事情もなかなか厳しいものがありますね。

魅力的な新譜もどんどんリリースされていますので、限られた予算の中でコスパ良くコレクションしていきたいものです。

この記事では2023年にリリースされた主にHR/HMアルバムの中から、おすすめの作品を選んで紹介しています。

メロディアス・ハードロックを主食とする私のあくまで主観でのチョイスですが、まだ未聴の方の少しでも参考になれば嬉しいです。

(記載はあくまでも「リリース日付順」なのでランキングではありません)

(随時、追記しながら更新していきますので、たま~に立ち寄って頂けると嬉しいです!)

 

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最初にお伝えしたいこと

このブログでは、楽曲を聴きながらレビューを楽しんで頂くために主に音楽サブスク配信サービスの音源を貼り付けています。

当初は何も考えず「Spotify」を貼っていましたが、途中から極力「Apple Music」に変更しました。

その理由は、「Apple Music」は再生された時にアーティスト側に支払われる報酬が他の音楽サブスクサービスに比べて圧倒的に高いので、アーティストへの応援につながるからです!。

皆さんもどうせ聴くんだったら、お気に入りのアーティストの応援につながる「Apple Music」にしませんか?。

下記のリンク記事で詳しい内容をご紹介していますので、是非見てやってください。

「Apple Music」収益は他社を圧倒! 音楽サブスクはみんなで「Apple Music」を利用してアーティストを応援しよう!

 

TEN | SOMETHING WICKED THIS WAY COMES

TEN-16th

 

 

 

 

 

 

 

アルバム概要

2023年1月20日リリース。

1996年の衝撃のデビューアルバムから数えること通算16枚目となる「英国正統派メロディアス・ハードロックの雄 TEN」のスタジオアルバム。

いやぁ~、しぶといというか良くぞ頑張ってくれてますね~。

思い起こせばデビュー作ではいきなり某誌レビューで90点以上の高評価を叩き出し、風前の灯火状態だった当時のメロディアス・ハードロックシーンを何とか意図的に盛り上げようとしていた感もありました。

が結局、その後の作品でデビュー作を上回る内容の作品は産み出せずに今日に至っている印象です。

TEN の音楽性はゲイリー・ヒューズの深みとコクのあるヴォーカルと、哀愁溢れる叙情的な楽曲メロディに尽きると思いますが、その普遍性を持ったオリジナリティは逆に言ってしまえばワンパターンで飽きられる危険性も孕んでいます。

得意とするのがミドルテンポの楽曲ということあり、グッとくるエモーショナルなメロディを連発しているのですが、どうにも煮え切らないというか楽曲同士がカニ張り状態となり同質化してしまう面もありました。

本作ではこれらのTEN の個性であり弱点でもあった部分が見事に克服され、各楽曲がそれぞれ明確な「顔」を持った楽曲として仕上げられており、全体を通して聴き終えた際に各楽曲がしっかりと印象に残っている感じがします。

 

おすすめの1曲

LOOK FOR THE ROSE

オープニングのドラマティックな適度な疾走曲。

これぞメロディアス・ハードロックのお手本とも言える歌メロの美しさ、そしてギターソロも流れに乗ってビシッと決まっています。

サビメロも変にこねくり回さず無難な仕上がりで印象的。

やっぱりゲイリー・ヒューズは歌がうまい!。

 

CROWNE | OPERATION PHOENIX

CROWNE-OPERATION-PHOENIX

 

 

 

 

 

 

 

アルバム概要

2023年1月27日リリース。

2021年にデビュー作「Kings in the North」というまさにタイトル通りの面子と内容でシーンに衝撃を与えたスーパーバンド「CROWNE」の、約1年半ぶりとなる嬉し過ぎる2ndアルバムですね。

現時点での「究極北欧メロディアス・ハードロック・バンド」と言っても過言ではない「CROWNE」。

本作2ndアルバムでもファンの期待を一切裏切ることのない、北欧メロディアス最高峰の品位を維持した充実の楽曲群を披露しています。

今一度、北欧銀河系軍団のメンバーをおさらいしておきましょう。

CROWNE-MEMBER

 

 

 

 

 

 

 

  • ヴォーカル: アレクサンダー・ストランデル(ART NATION)
  • ギター  : ラヴ・マグヌソン(DYNAZTY)
  • ベース  : ジョン・レヴィン(EUROPE)
  • ドラムス : クリスチャン・ルンドクヴィスト(元THE POODLES)
  • キーボード: ヨナ・ティー(H.E.A.T)

う~ん、豪華絢爛、贅沢の極み、素晴らしいですね…。

個人的にはデビュー作にギターソロで参加していたラヴ・マグヌソンが今回はガッツリと正式にクレジットされていて大喜びです。

このお方の緩急つけた美しすぎるギターソロは、ホントにドストライクでツボを刺激してくるので…。

そして、本作でも「北欧メロディアスかくあるべし」の教科書にしたいくらいの極上の楽曲群が揃い踏み。

前作に輪をかけて哀愁メロディアス度は高まりつつ、キャッチーな楽曲が充実していますね。

音像は流石に現代風の質感ながら、メロディ、フレーズにはしっかり北欧メタルの先人達が遺してくれたエッセンスが継承されています。

 

おすすめの1曲

Operation Phoenix

この作品から1曲しか選べないと言うのはそもそも酷な話ですが、今回の企画ルール上仕方ありませんね。

断腸の思いで選んだのがこちらのタイトル楽曲。

イントロのピアノの音色~アニメの主題歌のようなイントロメロディで完全に昇天です。

これはメロハーファンにとっては反則級の楽曲ですね。

もはや胸の前に両手を組んで聴かせて頂くほかありません…。

そして終盤に押し寄せるクライマックスのギターソロ。

いやぁ~、そうなんですよ、ガツガツしてないんですよね~この方。

良くいる「いやいや、早く弾けるのはわかったから…だから何なの」ギタリストではない、余裕を感じる品位の高いソロとでも言いましょうか。

渋~くタメながら良いフレーズかましますよねぇ~、最高です。

ということで、120%「買い」のアルバムで間違いはございません。

 

<次作は「The Winery Dogs | Ⅲ」のレビューを予定しています>

 

The Winery Dogs | Ⅲ

 

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