2022年リリース ハードロックアルバム おすすめ??選

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thunder dopamine

この記事では、2022年にリリースされた新譜で気になったアルバムを1作品ごとにこの記事に追記しています。

気まぐれ不定期更新なので、たまに進捗を覗いて頂けたら嬉しいです。

なお、記載はあくまでも「リリース日付順」なのでランキングではありません。

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GIANT 「Shifting Time」

gant shifting time

 

 

 

 

 

 

アルバム概要

2022年1月21日リリース。
2020年リリースの前作「Promised Land」以来の12年振りのアルバム。

ダン&デヴィッドのハフ兄弟を中心に80年代末にデビューしたGINANT。
1992年に超名盤の2ndアルバム「Time To Burn」をリリースしながらも、惜しくも一時解散という状態に陥ってしまいます。
2000年代に再結成後も、これまでにリリースしたアルバムは僅かに2枚という、まさに「善光寺御開帳」バンド。

今年はまことに有難くも「御開帳」ということで久しぶりの新譜に出会うことができましたね。

中心メンバーはオリジナル・メンバーであるドラムのデヴィッド・ハフとベースのマイク・ブリグナーディロがバンドの鉄壁のリズム隊。

ギターは相変わらずの「WINGERとの掛け持ちですが、何か?」のジョン・ロス。

そして何と言っても、ヴォーカルにPERFECT PLANのケント・ヒッリを擁しての「メロディアス・ハードロック界プチオールスター軸である状態」となっています。

これだけの役者が揃えば、言わずもがなのハイクォリティはもはやあたり前田大然。

アルバムジャケットのイメージ通りのスケール感を伴った完成度の高い楽曲が凝縮されたアルバムで、おすすめ楽曲のピックアップに困る内容となっています。

特にヴォーカルのケント・ヒッリの歌唱は、「ハードロックのシンガーかくあるべし」と言った師範代クラスの安定感を誇りますね。

乾いて良し、湿って良し、パワー良し、高音の伸び良しの「良し良しヴォーカリスト」で隙がありません。

おすすめ曲

Let Our Love Win

オープニングのタイトル曲のギターインストで12年ぶりの御開帳となる本作。

ジョン・ロスの切れ味のあるギターリフが「待たせたな。」とでも言わんばかりに、キザに切りつけてきます。

文句のつけようの無いアメリカン・ハードロックの王道曲で、良い意味で「変わってない」GIANTとの再会を喜びましょう。

Never Die Young

続く3曲目はよりハードに振った楽曲で畳みかけてきます。

パワーで押してくるケント・ヒッリのヴォーカルに、元気をもらいながら奮い立ち闘志を燃やすような、勇気付けられる楽曲ですね。

My Breath Away

個人的には「HARDLINE」をも髣髴とさせるような、極上のメロディアス・ハードロック。

本作最高楽曲に認定。

シンプルながら期待感しか感じさせないギターリフに始まり、哀愁の情感溢れ出るヴォーカル。

(完全に立ち合いでもろ差しを許し、頭を付けられた状態。)

(両下手のまわしは親指まで通されがっちり握られました。)

サビに向かってのヴァース展開で完全に琴線突かれて心持っていかれますね。

(両下手で引きつけられ、腰を落とされての一気の寄りで土俵際へ。)

印象的で覚えやすいサビメロは、これまでに自身が聴いてきた名曲のエッセンスが走馬灯のように駆け巡りながら熱く歌い上げられます。

(何とか粘ろうと土俵際で柳腰で残そうとするも、そのまま浴びせ倒しで完敗です。)

 

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THE FERRYMEN 「One More River to Cross」

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アルバム概要

2022年1月21日リリースの3枚目のアルバム。

THE FERRYMEN(ザ・フェリーメン)は2016年に結成。
PRIMAL FEARのマグナス・カールソン(ギター)、RAINBOWのロニー・ロメロ(ヴォーカル)、元RAGE/元MASTERPLAN/イングヴェイのバンドでもプレイしたマイク・テラーナ(ドラムス)によるプロジェクト・バンド。
2017年に「THE FERRYMEN」、2019年に「A NEW EVIL」の2枚のアルバムをリリースしています。

中心メンバーのマグナス・カールソンはこれまでに数えきれない程の作品に参加してきていますが、個人的に最高傑作と位置付けているのは2005年にリリースされたALLEN・LANDE「THE BATTLE」。

私の少ない経験値の中でしかありませんが、いまだにこのアルバムを超えるような同系統のメロディアス・ハードロック作品には出会えていません。

ALLEN LANDE / THE BATTLE 北欧メロディアス・ハードロックの最高峰
ALLEN LANDE / THE BATTLE (2005年) これぞメロディアスハードロックの最高峰に君臨するクオリティ。叙情性とドラマティック性に溢れた珠玉の楽曲オンパレードがヤバ過ぎ。

話を戻して、本作THE FERRYMENの「ONE MORE RIVER TO CROSS」ですが、巨匠マグナス・カールソンのソングライティングは安定の境地。
オーソドックスなメロディアス・ハードロックながらもドラマティック性に富んだ楽曲が、贅沢に展開されるアルバムです。

過去2作に比べても、よりヘヴィに味付けされた楽曲、思い切りシンフォニックに振り切った楽曲など、新たな試み、あくなき進化へ挑戦し続ける姿勢が見られます。
まさにタイトルの「ONE MORE RIVER TO CROSS」“越えるべきもうひとつの川” ~変化を起こすための勇気と強さ~を感じますね。

おすすめ曲

One Word

相変わらず、マイク・テラーナのドラミングは激熱そのものですね。

オープニングを飾るには余りあるヴォルテージのエネルギッシュな楽曲で、一気にアルバムに対する期待感が高まります!。

PVの演者が男性ではなく女性ボクサーであるところがミソですね。

ややもすると硬質で漢臭さだけでむせてしまうようなロニー・ロメロの声質イメージを、絶妙に中和させメロディアスな楽曲イメージを保ちながらパワフルさを表現することに寄与しているように感じます。

The Last Wave

続く2曲目は一転して哀愁溢れる叙情的な楽曲が続きます。

ロニー・ロメロの灰汁の強いヴォーカルで表現するには正直限界を感じつつも、メロディの美しさが見事に埋め合わせしながら全体の完成度を整えている印象です。

とは言え、さすがに高音域でも一切出力の落ちないパワフル・エンジンを備えたヴォーカルは圧巻。

マグナス・カールソンのギターソロとともに聴き応え十分のお腹一杯楽曲と言えるでしょう。

The Last Ship

前述の ALLEN・LANDEを髣髴とさせる楽曲。

どうしてもこの手の楽曲に弱い、いつまでたっても嗜好がアップデートされない私です…。

印象的なメロディでスピード感十分に疾走するイントロ。

本来は、本作での新たな試みを感じさせる「よりヘヴィに振った楽曲」等を掲載したいところですが、ここは個人的な好みを優先させて頂きました。

「THE FERRYMEN」自身の好みのフックに引っかかった方は、是非アルバムを通して堪能頂きたいと思います。

 

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Battle Beast 「Circus of Doom」

battle beast circus of doom

 

 

 

 

 

 

アルバム概要

2022年1月21日リリースの6枚目のアルバム。

Battle Beastは2005年結成のヘヴィメタル大国フィンランドが誇るメロディック・パワーメタル・バンドですね。

2011年のデビューアルバムでは、80年代リアル世代にとってはタマランチ会長な「コテコテメタル」を展開しており、個人的には大注目のバンドでした。

しかし、デビュー後間もなくしてヴォーカルのニッテ・ヴァロが脱退、新たに加わったのが現在のヴォーカル「ノーラ・ロウヒモ」。

もはや、多くを語る必要はありませんね…。

女性というよりは、人間離れした圧倒的パワーと声量、歌唱力を持つビースト(失礼…)。

やはり、この位「体格」的にもワールドクラスでないと世界では戦えないのかも知れません…。

その後、「ビースト」を擁したバンドは2nd、3rdアルバムと順調に新譜をリリースし、本国フィンランドでしっかりと地盤固めが整いつつありました。

ところがどっこい、3rdアルバムリリース後に何とバンドの中枢であったアントン・カバネンがまさかの離脱。

「終わったな…。Battle Beast…。」

ネガティブ&短気な思考が脳内を支配し、蛍の光のメロディが遠くの方から聞こえてきました。

しかしながら、そんなイジケたにわかファンの諦めムードも何のその、不屈のビースト魂で4th、5thと試行錯誤を重ねながらも良質作品をリリースできる地力を証明。

本作6枚目のアルバムでは、バンドとしての完成形とも言えるヘヴィさとキャッチーさを兼ね備えたドラマティック・パワーメタル楽曲がひしめき合いながら、いよいよ世界市場への侵略を虎視眈々と狙っているかのようです。

おすすめ曲

Wings of Light

個人的にBattle Beastに求める音楽性とは異なるイメージのオープニング曲で意表を突かれた本作。

「安心してください、Battle Beast節は健在ですよ。」

と自分に言ってあげたくなる「どストライク」の2曲目。

安定の快感リフ~気合いの咆哮シャウト~勿体付けずに印象的なサビに突っ込んでいくわかりやすさ。

切れ味のあるギターソロもあいまって、これ以上無い満足感が得られる楽曲ですね。

特にラストのギターソロは魔貫光殺砲のごとく、スピード、破壊力が抜群です。

Master of Illusion

これまた個人的Battle Beast概念を良い意味で覆された、意外性の山倉楽曲。

従来からビートを前面に打ち出した楽曲作りは持ち味の一つでしたが、よりモダンでヘヴィに進化させたダンサブルな本曲は一皮むけたアダルトな落ち着きで魅了されます。

ノーラ・ロウヒモのヴィジュアル的な「大物感」に相応しい、スケールの大きな大仰ささえ感じる楽曲ですね。

Russian Roulette

凄い楽曲が登場してきました。

いやぁ~、これは凄い。

個人的にBattle Beastに求める音楽性の、更に遥か上を飛び超えていく斬新さ。

もはや次世代型メタルと言っても良いでしょう。

パワー一辺倒のゴリ押しスタイルと思われがちなノーラ・ロウヒモのヴォーカルスタイルも、本曲では見事に化けていますね。

それにしても、怖いもの知らずの革新的な挑戦があまりに清々しく、嫌なことも一瞬で忘れることができそうな自由感に溢れた楽曲。

まるでディズニーランドにいるかのような感覚になれるエンターテインメント性あるバンドですね。

The Road to Avalon

本当にどの曲をとってみても完成度が高く粒揃いなので、どの曲をピックアップしようか迷うアルバムです。

困ったときは読者の皆様を意識せずに、「自分の嗜好に正直に」をモットーとしておりますので、こちらの楽曲になりました。

へたすると80年代の歌謡曲にも聴こえるくらいに聴き慣れた感のあるイントロのフレーズ。

ヴォーカルのメロディラインもオーソドックス過ぎるほど想定内で、歌う歌詞もクサイと言われそうなポジティヴさ加減。

その上で、音楽性はあくまでも正統派で叙情的なメロディアスという、名付けて「できすぎ君楽曲」です。

 

 

サブスク音楽 おすすめはアーティストへの貢献度で「Apple Music」にキマリ!
この記事では、サブスク音楽配信サービスのおすすめとして「Apple Music」を紹介しています。ぶっちゃけどこも大差無いので、どうせなら好きなアーティストやバンドにとって応援につながるサービスを選びませんか?。曲を一回再生した毎にアーティストに支払われる報酬が圧倒的に高い「Apple Music」の利用が貢献度「大」だと思います!。

 

Praying Mantis 「Katharsis」

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アルバム概要

2022年1月28日リリース、約4年ぶりの12枚目アルバムです。

愛してやまない我らが「Praying Mantis」の新譜については、下記の単独記事でレビューしています。

どうかご覧ださい。

PRAYING MANTIS / KATHARSIS 3周してエンゲージメント上がった名盤
この記事では2022年1月にリリースのPRAYING MANTISの12枚目のアルバム「KATHARSIS」をレビューしています。大仰なタイトルとジャケットデザインとは裏腹に振り幅全開でハードポップ路線へと突き進んだバンドの真価が今後問われます。

 

NORTHTALE 「ETERNAL FLAME」

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アルバム概要

2022年1月26日に日本盤がリリースとなった2枚目のアルバム。

NORTHTALEは2017年結成の多国籍メンバーが集結したメロディック・パワーメタル・バンドです。

中心メンバー(ギター)でありメイン・ソングライターのBill HudsonがU.D.O.在籍時から副業的に始動していたプロジェクトが、いつの間にやら本業となった感じですかね。

当初はバンド名もなくファン公募によって「NORTHTALE」というバンド名を決定。

2019年にデビューアルバム「Welcome to Paradise」をリリースしています。

このアルバムは彼らの標榜するメロディック・パワーメタルに軸足を置きつつ、どこか80年代臭さを感じるコテコテ感もあり、個人的には要注目バンドとして位置付けていました。

デビュー作でヴォーカルを務めたスウェーデンのChristian Erikssonに代わり、本作ではブラジル人ヴォーカリストのGuilherme Hiroseが新たに加入し、より表現力を重視した歌唱でバンドのポテンシャルを最大限に引き上げている感じです。

前作デビューアルバムと同様に、Bill Hudsonの創り出す楽曲はどれもが日本人との相性が良い流麗でメロディアスな旋律となっています。

それにしても一体この人の脳ミソはどうなっちゃってんの?と思う位に、よくもまぁ次から次へと休む暇なく美しくテクニカルなフレーズを弾きまくっていますね。

そしてそんなBill Hudsonを気持ちよくプレイさせることに一役買っているのが、元イングヴェイ・マルムスティーンの屋台骨として長年叩いていたスウェーデン人ドラマーのPatrick Johansson。

まるで高速クルーズコントロールを効かせたドライブのように、一寸の乱れもなく安定感別群で高速プレイで巡航していきます。

そんな彼が一番好きなバンドは、意外にも「KISS」であることは有名ですね。

そして、本作における忘れてはいけないトピックと言えば、Tom & Jellyじゃなかった、Tim & Kai のHansen親子のゲスト参加です。

アルバム3曲目に収録の「Future Calls」で、親父がヴォーカルで、息子はギターで参加しているようです。

おすすめ曲

Only Human

アルバムのオープニングを飾る「待たせたな」楽曲。

良い意味で、変わってなくて安心の音楽性ですね。

鬼の安定感を誇るドラミングWAVEの上を、気持ち良さげにギターとヴォーカルがライディングしていってます。

新ヴォーカルの Guilherme Hiroseの声質も、前任の Christian Erikssonとさほどの大きな違いはなく、この手の音楽性にはピッタリとマッチするお約束、想定内のものですね。

個人的な印象では、前任の Christian Erikssonの方がスケールの大きさ、パワー感があったように思いますが、後任の Guilherme Hiroseにも非常に丁寧に感情表現豊かに歌い上げるという良さがあるように感じました。

本作でも、日本のマーケットを意識した(と思いたい)究極キャッチー&テクニカルなNORTHTALE WORLDが展開されることを十分に期待させる圧巻のオープニング曲です。

Future Calls

アルバム3曲目に収録の Hansen親子が参加の楽曲。

そう言われてみれば、って感じで懐かしい Kai Hansenの声が聴きとれますね。

HELLOWEEN、GAMMA RAY好きには悶絶昇天クラスの楽曲です。

ギターソロの前の荘厳で劇的な展開~ハモリのダブルテイクで叙情性を表現した息子Timのギターソロもなかなかに良いじゃあーりませんか。

Nature’s Revenge

アルバム終盤11曲目に収録の本作のクライマックスとなる11分を超える長大作です。

イントロの勿体付けソロ&古典リフで、あっけなくコテンとやられちゃうパターン。

叙情的かつサビメロは親しみやすくキャッチーな味付け。

中盤からは目まぐるしい曲展開でまるで映画を見ているかのような場面転換の連続。

いやいや、もはや違う楽曲になっちゃってるだろと、突っ込みも入りそうな一旦のブレイクを空けてからの再びの展開など、やりたい放題状態です。

とにかく本作は、Bill Hudsonのやりたかったことを全てやり遂げるといった意思の強さみたいなものが、各楽曲を通じてひしひしと感じられます。

スピードを追求するがゆえの犠牲として失われがちな「ヘヴィ感」に拘った楽曲や、よりシンフォニックで劇場感溢れる大仰なもの、そして(よくは知りませんが)デス・ヴォイスのようなヴォーカルなども一部ですが取り入れられているかと思えば、ブラジルの民族音楽のような望郷感あふれるメロディラインなどなど。

まさに長崎ちゃんぽん、リンガーハット状態ですね。

でも、そこが飽きずにアルバムを通して全曲楽しめる NORTHTALE 最大の魅力です。

 

 

サブスク音楽 おすすめはアーティストへの貢献度で「Apple Music」にキマリ!
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SCORPIONS 「Rock Believer」

scorpions rock believer

 

 

 

 

 

 

アルバム概要

2022年2月25日リリース、約7年ぶりとなる19枚目アルバムです。

ドラムスにミッキー・ディーを迎え入れ、デビュー50周年となる節目のアルバムとして満を持して放たれた破壊力抜群の名盤。

大御所の記念すべき大名盤は、下記の単独記事でレビューさせていただきました。

どうかご覧ださい。

 

SCORPIONS / ROCK BELIEVER デビュー50周年に衰えぬ存在感示した名盤
この記事では、2022年リリースのSCORPIONSの19枚目のアルバム「ROCK BELIEVER」のレビュー・おすすめ曲を紹介しています。1972年のデビュー後50周年となる節目のアルバムで衰えを知らぬ存在感、健在ぶりをHR/HM界に誇示した名盤です。

 

HIBRIA 「ME7AMORPHOSIS」

hibria 7th

 

 

 

 

 

 

アルバム概要

2022年2月23日リリース(日本盤)の7枚目アルバム。

実は、私がHIBRIAを知ったのは昨年末のこと。

今年は「寅年」ということで「寅」にちなんだ楽曲をまとめた特集記事を書いてみようとあれこれ探していた時に、偶然「Tiger Punch」に出会い琴線を鷲掴みされました。

寅年に聴きたいハードロック おすすめ曲10選
2022年の幕開けの日、「寅年」に聴きたいハードロックのおすすめ曲10選を選んでみました。

しかしながら、出会ったのが遅過ぎまして既にバンドは相次ぐメンバーチェンジでもはや「違うバンド?」と化した後でしたので、その後の後追い活動になかなか腰が入らず情報のアップデートがされていませんでした。

2ndアルバム以降の作品を未だ聴けてないので偉そうなことは全く言えませんが、本作も狂人的なテクニックでひたすら爆走している印象です。

更に、今作では新メンバーの若手テクニシャンに加えて、一部の楽曲では旧メンバーもゲスト参加しており、新旧入り乱れての強力無比な内容になっています。

おすすめ曲

Shine

アルバム2曲目に収録の哀愁感たっぷりの楽曲。

相変わらずの「テクニカルRIOT」ぶりですね。

MVでバッド・ニュース・アレンがいきなり登場した時は焦りましたが、ハイトーンも力強く伸びていくなかなかのパワフルさです。

ユーリ・サンソンほどの透明感はありませんが、逆に泥臭く濁った凄みもあり楽曲によっては威力を発揮しそうな声質ですね。

中盤で勢いよく良い感じで突っ込んできたギターソロですが(テクニシャンなのは十分解っているので)個人的にはもう少し泣きのフレーズが欲しかったかなというのが正直なところ。

最近、この手の速弾きフレーズは少々聴き飽きた感がでてきました…。

Meaning of Life

3曲目に収録の心洗われるバラード曲。

猪突猛進のスピードチューンだけでなく、じっくり、しっとりと聴かせる楽曲もできちゃうところにこのバンドの懐の深さ、地力の違いを見せつけらますね。

こういう曲でのギターは余計なことは一切せずに、曲調に合わせた心地よいトーンとフレーズだけに徹する姿勢が好感度アップにつながると思います。

なんでもかんでもタッピング、速弾きすれば良いってもんじゃないですよね。

心に余裕を持ったプレイぶりで安心しました。

Skyline of the Soul

アルバム7曲目に収録の正統派ヘヴィメタルに新たなエッセンスを注入した楽曲。

ギミックの施されたヴォーカル、もはやキーボードにしか聴こえないギタータッピング、マシーンのように冷酷に、ただ正確なリズムを刻むことに徹するドラムは、それが逆に凄みにすら感じ、蟻の子一匹通さない堅牢さを感じるドラミングです。

まだ若干20歳と若いのに、臭いおかずで自己主張なんぞせずにあえて封印しているところが「本物」の証。

ギターソロでの変化の付け方も渋いですね~。

無駄な速弾きだけに走らない練られたフレーズ展開がお見事です。

Tribal Mark

アルバム終盤9曲目の収録。

この曲でヴォーカルのユーリ・サンソン、ギターのディエゴ・カスペル、レナート・オソリオの元HIBRIAのメンバー3人がゲスト参加しています。

う~ん、マンダム。

と思わず唸ってしまうようなドラマティックなイントロからの展開。

格好良過ぎです。

 

 

FIND ME 「Lightning in a Bottle」

find me 4th

 

 

 

 

 

 

アルバム概要

2022年3月11日リリースの4枚目のアルバム。

FIND MEは、上質メロディアス・ハードロック党が絶対的信頼を寄せる「北欧スェーデン」のバンド(プロジェクト)。

上質メロハーの何たるかを熟知したソングライター兼プロデューサー(兼ドラマーでもある)のダニエル・フローレスと、上質メロハーを歌うために産まれてきたような声質のヴォーカリストロビー・ラ・ブランクの2人の才能コラボレーションしたプロジェクトですね。

2013年にアルバム「Wings of Love」でセンセーショナルなデビューを果たし、以降一貫してメロハー党が泣いて喜ぶ内容のアルバムをリリースしてくれました。

本作においてもその凄まじいほどの安定感は健在。

同じ北欧勢の「WORK OF ART」や「W.E.T.」、アメリカ勢ではあるものの同じ匂いがプンプンする「THE STORM」辺りを好む人には間違いなくマッチングするおすすめアルバムです。

おすすめ曲

Survive

一応書いておきますが、ヴォーカルはデイヴ・スペクターではありませんので、念のため。

ヴォーカルのロビー・ラ・ブランクはMVで見る限り、ダジャレ好きなコメンテーターにしか見えませんが、その艶のある声質や驚愕の高音域の伸びなど「人は見かけによらないわね」と奥様方の噂になってしまいそうな歌唱を魅せています。

そして、さすがはフロンティア・レコード 斡旋のベテラン職人ギタリストが、これまたそつなく渋いソロをキメていますね。

Far from Over

この曲、どっかで聴いたことあるなぁ?、というお歴々も多いのではないでしょうか。

それもその筈、こちらは映画「Staying Alive」テーマ曲のカヴァーですね。

1977年の「サタデー・ナイト・フィーバー」の続編として、シルヴェスター・スタローンが監督を務めた作品。

ハードロック調にアレンジされた本曲は、原曲をも凌ぐ素晴らしい完成度と言えます。

ご参考までに原曲も貼っておきましょう。

Diana

ありがちといえば、ありがちな哀愁溢れる極上メロハー。

わかっちゃいるけど、やめられないとまらないのがメロハー党の悲しい性。

リスナーを一撃必殺するメロハー仕事人ダニエル・フローレスの必勝パターン沼に、自ら進んではまっていく己の不甲斐なさ、進歩の無さに自己嫌悪すら覚えます。

とかなんとか言いつつ、全11トラック全てに陶酔して聴き惚れてしまうアル中のような私なのでした。

 

 

Ronnie Atkins 「Make It Count」

ronnie atkins make it count

 

 

 

 

 

 

アルバム概要

丁度2年前の2020年秋にステージ4の肺癌あることを公表し、闘病しながら不屈の精神で2021年3月にソロアルバム「One Shot」をリリースした Pretty Maids のヴォーカリスト Ronnie Atkins 。

本作はそんな「時間との戦いを続ける」Ronnie Atkinsが2022年3月18日にリリースした2枚目のソロアルバム「Make It Count」です。

前作と同様に、新旧の Pretty Maids のメンバーはじめ数多くの仲間がサポートしての胸熱作品。

残された限られた時間という当人にしかわからない重圧を冷静に受け止め、夢を持って生き続けることの大切さをアルバムを通して体現してくれている姿勢に、涙無しには聴けないアルバムです。

前作「One Shot」も我々に勇気と感動を与えてくれるものでしたが、本作はそれ以上にRonnie Atkinsが標榜する「メロディアス・ハードロック」に拘った楽曲が揃えられていますね。

本作に対して私ごときの駄文能書きは一切不要。

Ronnie Atkinsの顔面に深く刻まれた一本一本のしわ同様に、深みのある楽曲が彼の人生そのものを物語るように聴く者の心に刻まれてきます。

おすすめ曲

I’ve Hurt Myself (By Hurting You)

気合の入ったオープニング~シングルカット曲だけあって、期待を裏切らない安定の完成度ですね。

爽快ハードロック感が増し増しのてんこ盛り状態で、ライヴでの大合唱が目に浮かぶようです。

終盤のギターソロもメロディ重視の美しい構成で、さすがわかっていらっしゃいますね。

そうです、余計なテクニックとか要らないんですよね、楽曲が良い時は。

Unsung Heroes

続く2曲目もエネルギッシュ感が滲み出て来るような勇気を与えてくれる楽曲。

サビメロに向けての盛り上げ~コーラスも参戦しての分厚く力強いサビメロに全身がゾクゾクしちゃいますね。

これは、個人的には2022年FIFAワールドカップ・カタール大会に出場するデンマーク代表の「テーマ曲」にすべき楽曲のように思います。

因みにRonnie Atkinsの母国デンマークのサッカー代表は、2022サッカー・ワールドカップ予選8試合を無失点全勝で通過!。

かつてのピーター・シュマイケルやラウドルップ兄弟を擁した黄金期のような活躍を期待できますね。

Rising Tide

個人的には本作最高楽曲です。

タイトな引き締まりビルドアップされた肉体美を思わせるような疾走チューン。

極上のメロディアスな楽曲を、Ronnie Atkinsが持てる限りのヴォーカル・テクニックの全てを駆使して歌い上げているので、聴く側としてもそれなりの臨戦態勢が求められますね。

本作の大きな特徴であるコーラスのミルフィーユ戦法により、サビメロの分厚さが尋常でなくヘッドフォンからそのまま全身を吸引されてしまいそうな感覚に。

ここぞとばかりにギターソロも息を止めて弾きまくり、そのままラストを迎えるという圧巻の神曲。

こ、これは、独断と偏見で勝手に選ぶ「2022年の年間ベスト曲入り」の予感しかしません。

Make It Count

ラストに収録のタイトル楽曲。

イントロから切なすぎるピアノメロディ~そして更にその上をゆく切ないヴォーカルがエモ過ぎますね。

これはもう涙無くしてはとても聴くことはできません…。

それにしても、顔中に深くしわを刻んだこの男。

本当に格好良い、渋い男ですねぇ~、惚れ惚れしちゃいます。

そして、ギターソロがこれまた渋い、渋過ぎますね。

これまた「年間ベスト曲入り?」って、何曲枠があっても足りません…。

 

サブスク音楽 おすすめはアーティストへの貢献度で「Apple Music」にキマリ!
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Michael Romeo 「War of the Worlds, Pt. 2」

michael romeo 3rd

 

 

 

 

 

 

アルバム概要

アメリカ産プログレッシブ・メタルバンド「Symphony X」を率いるギタリストのマイケル・ロメオ。

2022年3月23日リリースの約4年ぶりとなる通算3枚目のソロアルバム「War of the Worlds, Pt. 2」です。

前作の「War of the Worlds, Pt. 1」の続編となる本作のテーマは「宇宙戦争」。

スターウォーズ大好きのロメオらしい、楽曲を聴きながら近未来の世界観に没入していくイメージの非常に作り込まれた仕上がりとなっていますね。

アルバム全体の印象はPt.1に比べてより硬質化した印象。

特に個人的にはジョン・”JD“・ディサルヴォ(ベース)のプレイがかなり効いていて、凄みのあるヘヴィさがアルバム全編を通して制圧しているように感じます。

更に特筆すべきはヴォーカルのディノ・ジェルーシック。

ラッセル・アレンを想起せざるを得ないワイルドさを保ったままハイトーンまで持っていく歌唱はパワフルそのもの。

WHITESNAKEのキーボードをやらせておくのは本当に勿体ない(と言っては白蛇に失礼か…)ヴォーカリストとしての力量を発揮しています。

そして主役のマイケル・ロメオ先生は、もはや言わずもがな、安定の弾きまくり大会。

クラシカルだけど決して小難しく聴かせないメロディアスなフレーズがこの大先生の真骨頂。

私のような単細胞素人の耳にも優しいギタープレイにいつも感謝感激です。

おすすめ曲

Divide & Conquer

恐るべしキーボーディスト「ディノ・ジェルーシック」。

絶対ヴォーカルで飯食っていった方が良いですよね、と素人無勢が余計なお世話状態になってしまいます。

いやぁ~、格好良い!。

そして忘れてはならない主役。

本曲で聴けるマイケル・ロメオのギターソロはまるで、「どうだお前ら、これを待ってたんだろ!」「うぉら-、くらえっ!」と言わんばかりのメロディアスフレーズの連発でお腹一杯になれますね。

私のような音楽的知見の乏しい底辺リスナーでも「美しさ」を実感できるホスピタリティ溢れる流麗なプレイに感謝しかありません。

Metamorphosis

超絶格好良いイントロのリフに続きタイトなドラムがタメ感十分にスネアを引っ叩く、個人的には本作最高楽曲。

無理に走らずともスピード感を十分に感じさせる楽曲作りの妙技もまた、マイケル・ロメオ大先生の十八番と言えますね。

無論、呼応するリズム隊の力量が問われる訳ですが、難なくこなす地力を魅せつけています。

 

Hybrids

ミステリアスなミドルテンポで進行する張りつめた空気感に引き寄せられますね~。

ベースの変則的なメロディラインも緊張感をより増幅させてます。

ホント、本作のベースの存在感は凄く効いていて思わずメロディを追ってしまいがちとなり、個人的にはマイケル・ロメオのギタープレイを喰ってしまっている程に印象的です。

 

 

TREAT 「THE ENDGAME」

treat the endgame

 

 

 

 

 

 

アルバム概要

スウェーデンのメロディアス・ハード・バンド「TREAT」が2022年4月8日にリリースした通算9枚目のアルバム。

前作「TUNGUSKA」から約3年半振りとなる待望の新作。

メロハーファンの期待を一身に背負っての堂々のリリースにはホントに心の底から感謝感激です。

それにしても、2006年に再結成後、これまでにリリースしてきた3枚のアルバムで本当にクオリティの高い名盤を立て続けに輩出してきたTREAT。

解散前の彼らを「前期」と呼ぶとすれば、前期の5枚のアルバムはどうも腰が入っていないと言いますか、軸足の定まらない不安定状態でリスナーへの刺さりが弱かったように感じます。

唯一4枚目のこの曲だけはグッときましたが…。

TREAT / Conspiracy 洗練された北欧メロディアスの名曲
TREAT / Conspiracy おすすめの1曲! 1989年発売の4枚目のアルバム「Organized Crime」に収録の洗練された北欧メロディアスの名曲。疾走感と透明感に溢れた完成度の高さを誇る。

しかしながら、再結成後の「後期」の彼らは一気に覚醒しましたねぇ~。

再結成ってあまり成功して長続きするイメージが無いのですが、彼らの場合は違いました。

「後期」のアルバムはどれを取ってみても捨て曲無しの粒ぞろいのメロディアスな楽曲が詰め込まれていて、本当に「捨て曲なし」とはこのこと。

そして、メロディ重視の姿勢を貫きつつも最も強烈に感じるのは「シーンの潮流を上手く取り入れながら」楽曲・サウンド作りがなされている点。

というほど現在(いま)のシーンを自身が抑えられているのか?甚だ疑問の余地はあるにせよ、(ちょっと古いかもしれませんが)私が感じる「現在(いま)風のエッセンスを感じるメロディ、サウンド」が随所に存在していることは確かです。

かつて、ドイツの雄SCORPIONSが絶妙な調合の仕方でアメリカ市場への対応を図っていったように、北欧スウェーデンのTREATもマーケットの潮流を嗅ぎ分ける嗅覚を研ぎ澄ましつつあるような気がしてなりません。

おすすめ曲

Freudian Slip

このオープニング曲が本作も期待に違わぬ出来栄えのアルバムであることを伝えてくれていますね。

ヴォーカルの歌い出しのメロディ、サビでの開放感などは、SCORPIONSの新作を想起させるかのように聴こえたりします。

これは、前述の「マーケットの潮流を嗅ぎ分ける嗅覚」による類似の方法論というか、楽曲作りやサウンドメイクのアプローチの仕方が現代風になっている証左ではないかと勝手に解釈しています。

ギターソロも実にクール&スマートですね。

頑張り過ぎないというか、決して熱量は感じさせないけどキチンとやることはやってますみたいな。

Rabbit Hole

続くアルバム2曲目はミドルテンポのオーソドックスなハードロック。

これまたサビメロに「現代風」を感じてしまうのは、自信が「現代コンプレックス」に罹患状態からなのでしょうか。

メロディラインがやや単調な印象のためか、ギターソロはよく練られたフレーズを展開し印象的なものに仕上げていますね。

Sinbiosis

いやはや、この辺りになるともはや「ONE OK ROCK」に聴こえてしまうのは私だけなのでようか。

普通にTVCMで使われてそうな感覚の洗練された楽曲ですね。

Home Of The Brave

恐らく本作における最高楽曲と言って良いでしょう。

見事なスケール感と哀愁メロディ、流麗なコーラスによるケチの付けようのない鉄板曲。

もはやTREATにとって北欧云々のくだりの議論は無意味となりましたね。

これは現代におけるメロディアス・ハードロックの最新アップデート版とでも言いましょうか。

ヘヴィさは要らないので、ちょっとポップな聴きやすい上質のメロディアス・ハードロックを聴きたい時には真っ先におすすめしたい名盤です。

このままでは全曲レビューしなくてはならなくなりそうなので、この辺でやめときます…。

「とにかく素晴らしいアルバムです!」

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THUNDER  「DOPAMINE」

thunder dopamine

 

 

 

 

 

 

アルバム概要

2021年に傑作の「ALL THE RIGHT NOISES」をリリースしたばかりの英国正統派ハードロック・バンド THUNDER が2022年4月29日にリリースした最新作アルバム「DOPAMINE」。

しかも何と! 全16曲構成の2枚組アルバムという大盤振る舞い。

いや~、恐るべし中年パワー、もう脂ギッシュでテカテカって感じで勢力的ですね。

それにしてもタイトル「ドーパミン」ってTV番組の健康特集なんかで良く耳にする物質名ですし、ジャケットのスキンヘッドの女性も気になって仕方がありませんね。

何やら「ドーパミン」は中枢神経系に存在する伝達物質で「快=幸福感」や「学習などの意欲・記憶」等に関係するようです(超適当な個人的理解)。

バンドが伝えたかった意味合いは、コロナ禍でリアルでの関係性が減りSNS等のメディアに依存する人々が「快=幸福感」を求めて自分を見失いがちになっている事への警鐘のようですね。

ファンボタンでの評価(=快)欲しさに自己陶酔がエスカレートし続けて遂にはスキンヘッドにまでしてしまうなんて…。

そんな風刺的なニュアンスが込められたジャケット。

現実を直視して周囲にリアルに存在する物から快=幸福感を得てみないかという提案、すなわちアルバムを手にして曲を聴きながらジャケットデザインをじっくりと眺めてみるという、かつては当たり前だったライフスタイルへの回帰も良いものだよ!というベテランバンドならではの示唆のように感じます。

今回、全20曲あった楽曲を最終的に16曲まで絞り込んだようですが、収録されたどの曲をとっても上質のブリティッシュ・ロックを楽しめるクオリティの高さを誇っていますね。

恐らく楽曲を絞り込む作業は困難を極めたでしょうし、惜しくも落選となった楽曲もまた上質のものであったに違いありません。

そういった意味では、既に次作に向けて4曲は仕上がっているという状態なのかも知れず、恐ろしい創造性を秘めたバンドです。

 

おすすめ曲

The Western Sky

シンプルながら年季の入った渋いトーンのリフで幕を開ける本作のオープニング曲。

これまた刹那的な快楽を皮肉った内容と受け取れる楽曲ですが、メロディは決して刺々しくなくあくまでどこか朴訥とした感じもするTHUNDER節で処理されていますね。

そして相変わらず抜けの良いスネアの音が最高です!。

 

The Dead City

disc-1の6曲目に収録の軽快で心地よいなロックチューン。

ベテランならではの落ち着きと安心して聴ける展開の安定感が魅力。

ギターソロも派手さこそないものの渋いフレーズで聴かせるプレイに徹した温故知新的な楽曲ですね。

 

Dancing In The Sunshine

disc-2の1曲目に収録のシンプルなノリの良いロック&ロール曲。

コロナ禍での行動規制に鬱憤の溜まった生活を解放して、太陽の光の下で踊ろうぜということでしょうか。

今回のアルバムテーマに基づく曲調とは言え、本曲のようなTHUNDERにしては湿度の低い乾燥したオーソドックスなロック曲が多い作品ですね。

とにかく全16曲の聴き応え十分な作品ですから、あまり捻り過ぎても聴く方は飽きてしまうかも知れないので正解だと思います。

 

Across The Nation

disc-2の3曲目。

disc-1のオープニング曲と似た世界観の曲調で、歯切れの良いシンプルなリフを軸に淡々と楽曲が進行していくカジュアル感が嬉しいですね。

ブリティッシュ・ロックの真髄を熟知したベテランバンドによる安定の境地。

そんな上質で贅沢なクオリティの楽曲を通じて、簡単に国境を越え意思疎通ができる喜びを再認識できますね。

 

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【予告:次のピックアップアルバムは「Def Leppard / Diamond Star Halos」を予定しています】

Def Leppard 「Diamond Star Halos」

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